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凪の暗殺 ページ33









 「殺せんせー、上手く避けてね…………」





 小さく深呼吸すると、目を閉じた。




 全身に山の、澄んだ空気が満ちていく。





 いける。




 目を開けた。




 軽く走りながら、殺せんせーに向かっていく。




 ナイフを振りかざし、中程にある触手を狙った。





 「ッ!」





 難なく避けられる。まあ良い。




 一撃目が避けられるのは承知の上だ。




 問題は、ここから!




 私はすぐそばにあった樹の幹を勢いよく蹴り、殺せんせーの顔付近に飛んだ。





 靴の裏に仕込んでおいた二本目のナイフをスライドさせるように出し、思い切り振り抜く。






 「にゅやッ!?」





 足に手応えがあり、頭をかばおうとした殺せんせーの触手が落ちた。





 その一瞬の隙をつき、地面についている触手を銃で狙い、流れるようにパパパパンと撃つ。





 触手が五本ぐらい一気に弾けた。




 ナイフを持ち直し、殺せんせーに体当たりする。





 「!!」





 三日月の模様が入ったネクタイにまっすぐナイフを降り下ろす────────





 「そこまで!!」




 「!」





 ネクタイにナイフが突きたつその瞬間、香澄さんの鋭い声により、私の体は動きを止めた。








.

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設定タグ:怪盗クイーン , 暗殺教室   
作品ジャンル:ギャグ
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花言葉 - クルトが君さん» まずは、ご閲覧ありがとうございます!自分の作品の中でも特に考えて書いたので、すごく嬉しいです。怪盗クイーン、とっても面白いのでぜひ読んでみてください。コメントありがとうございました! (2018年8月1日 14時) (レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
クルトが君(プロフ) - イベントに参加させていて読んで見ました。怪盗クイーンのことはよくわからないけど面白かったです。頑張ってください。 (2018年7月30日 8時) (レス) id: 8409b577cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花言葉 x他1人 | 作成日時:2017年10月12日 22時

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