凪と香澄とミラージュ 渚side ページ31
─
香澄からケータイを受け取った烏間先生は、しばらく真剣な面持ちで話していた。
電話を切った烏間先生は、香澄と香澄の従妹の凪ちゃんに聞く。
「君達は、一体どういう関係なんだ。
あの “ミラージュ” と」
「ミラージュ？」
「世界最高の女ハッカーです。ハッキングしたことすら感じ取らせない技術をもつため、
また、彼女は一切世間に姿を現さないため、
モバイル律が、僕らに教えてくれた。
「ハッカー！？ 何でそんな奴が音無と知り合いなんだよ！？」
「えーっとですね、何と言いますか……」
「ミラージュさんが良いって言ったなら、良いんじゃない？」
「「従姉です/姉です。」」
「………………は？」
「血を分けた姉妹です」
「母の妹の娘さんです」
「「「「「「「「「はああああああああっっっっっっっっ！！！？？」」」」」」」」
僕らは一斉に叫んだ。そりゃそうだろう。
見知ったクラスメートの血縁が、世界的なハッカーだなんて。
「彼女の交渉で、君の記憶消去手術はしなくて良いことになった。
もう帰宅してくれて結構だ」
烏間先生がため息をついて言う。
「もう少しここにいる選択肢は、ありですか？」
「好きにしてくれ」
烏間先生は防衛省に報告するため、一度帰還するそうだ。
少し香澄と会話を交わすと、凪ちゃんは僕らの方を向いた。
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花言葉 - クルトが君さん» まずは、ご閲覧ありがとうございます！自分の作品の中でも特に考えて書いたので、すごく嬉しいです。怪盗クイーン、とっても面白いのでぜひ読んでみてください。コメントありがとうございました！ (2018年8月1日 14時) (
レス) id: 3318b01060 (このIDを非表示/違反報告)
クルトが君(プロフ) - イベントに参加させていて読んで見ました。怪盗クイーンのことはよくわからないけど面白かったです。頑張ってください。 (2018年7月30日 8時) (レス) id: 8409b577cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花言葉 x他1人 | 作成日時：2017年10月12日 22時
