君の心を暴きたくて

〇〇しないと出られない部屋【レムレス】＊ ページ45

※付き合ってません(両片思い)

「A〜、起きて〜？」

『レムレス…？』

「おはよう〜」

『えっとここは？』

「それが僕にもよく分からなくて…」

『とりあえず出る方法探しましょう

私この後シェゾと用事があるし早くしないと…』

「そうだね…あ、これは？」

『紙？なんでしょうか…』

【ポッキーゲームをしないと出られない部屋】

『は……はぁ！？！？』

「お菓子が食べられるなんて素敵な部屋だね」

『ちょっと！？ポッキーゲーム何か知ってます！？

分かった上で話してます！？！？』

「ふふっ、もちろん知ってるよ〜」

『うっ…知っててこの笑顔…

そもそもこういうのはこ、恋人がやるものじゃ…

でも早くしないと約束に遅れちゃうし……』

「出るためだし早くやっちゃおうか

ほえふわえへ(これくわえて)？」

『わ…分かりました』

ｻｸｯ…ｶﾘｶﾘｯ

「ﾁｭｯ…ふふっ甘くて美味しかったね〜」


ｶﾞﾁｬｯ


『そんなの感じてる余裕ないですって…

やばっ、シェゾ怒らせちゃう、早く行かなきゃ』

「ねぇ…いつも君はシェゾが…シェゾと…って

君はシェゾのことがそんなに好きなのかい？」

『いや、それはないです』

「そ、そっかぁ…僕はね君が大好きだよ

甘いお菓子も大好きだけどそれよりもずっと…」

『え、は…へ？』

「シェゾのとこに行かないで…僕のそばにいてよ」

『え、あ、はい…(か、かわいい…)』



ーーー
ーー
ー


一方シェゾは…

シェゾ「あいついつになったら来るんだ…ｲﾗｯ」


レムレスといるとも知らず
律儀に約束時間を過ぎても待っていたそうです





(普段ドSみたいになっちゃうので
たまには甘えん坊なレムレスを…)

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