君に会いたい

（20）窓辺 ページ23

かれん「あ、そういえばね！最近駅の近くに超オシャレなパフェ屋さんができたの！！」


A「え！いきたい！」


そんなこんなでパフェ屋さんにつき、私たちは窓側の席に座った。



かれんは壱馬とあった日から毎日テンションが高い



そんなかれんとは違って、あの日から私は気分が少し下がっていた。



A(自分で決めたことなんだけどね)



もう話さなくなって1か月。壱馬からたくさんのメッセージや電話がたくさんきたけど、無視した。



かれん「そういえば最近壱馬さんの話聞かないけど、どうしたの？」



ちょうどいいタイミングでかれんが聞いてきた。





かれんにも、ちゃんと話そう



A「うーん……実は(((バンッッ」

窓の方から大きな叩く音がした。




かれん「え、なに……」


私とかれんは恐る恐る窓の方を見る




かれん＆A「え、え、ええええ！！！！」






かれん「ふ、藤原樹！！！！！！！！！！！」





そう。窓の方を見ると樹さんが明らかにキレてる顔で私を睨みつけていた。




A「な、なんでこんなところに……」




かれん「え、まさか樹さんとも知り合いだったの！？もうAったら私に言ってよおおお！」

A「ご、ごめん……」





樹さんは「来い」というジェスチャーをした。




かれん「私なんかいいから、樹さんのとこ行ってきな！…………ほらなんか怒ってるみたいだし……？」




そう。かれんでも察するくらいきれている。






A「ほんとにごめえええん」









私は半泣きになりながら、外に出た。

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