忘れたくないよ【THE RAMPAGE】 (ページ40)

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（32）おやすみページ40

A｢ごちそうさまー！慎ありがとう！！｣

結局なにからなにまで慎が買ってくれた。

なんか申し訳ない気もするけどね……

慎｢Aの幸せそうな顔見れて幸せだよ｣

慎はニコッと笑いながら言った。

A｢ご飯食べたら眠くなっちゃうねー｣

えっ

A｢慎どこで寝るの……？｣

考えてなかった。

慎｢いや聞かれてもわからないよ笑笑｣

ど、どうしよう。

A｢お兄ちゃんの部屋使ってもいいかな……｣

バレなきゃいいやバレなきゃ

慎｢俺は、Aの部屋で寝ようと思ってるけど｣

A｢あ、たしかに。わたしがお兄ちゃんのとこで寝ればいいのか｣

慎｢いや、そーゆーことじゃなくて｣

えっ？？？

慎｢一緒に寝よ？｣

A｢……はい……！｣

一緒に！？！

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慎｢ぐう｣

緊張してた私が馬鹿だった

慎はベッドに入った途端すぐに寝た

A(まあそっちの方がいいんだけどさ)

慎の顔を触る

A｢うわ可愛い｣

髪サラサラだし、顔が整ってて肌も綺麗だし、羨ましい

A(これが私の彼氏……)

A｢かっこよすぎる……。うわ！｣

慎が目を開いた

慎｢全部聞こえてる｣

もしかして……寝たフリ？

慎｢もうちょっとこっちきて｣

慎と私の距離は、息が出来ないくらい近い

A｢近すぎて苦しい……｣

慎｢やだ。ぎゅーしながら寝るもん｣

可愛いからいっか。

そのまま私たちはねむりについた。