その夜 ページ16
〇〇side
玲於くんが連れていってくれたのは、焼肉屋さんだった。
ゆったり落ち着いた雰囲気で、少し高そう。
玲於)何食べんの
〇〇)んー…カルビ！
とりあえず、と思って言ったはいいけど、びっくりするほどのお値段。
いくら何でも図々しいよね。
でも玲於くんは笑ってた。
〇〇)…なに？
玲於)いや、まずは野菜頼めよ笑
え、だって焼き肉食べに来てるのに野菜なんてもったいないでしょ！
〇〇)えーやだよ！
玲於)んふふ笑。だからか…
そう言うと、私のことをじろじろ見て
玲於)…太ったの
はあ！？
そりゃあの時に比べたら太ったにきまってるよ
〇〇)もー！玲於くんのいじわる！！
玲於)ごめんって笑。冗談冗談。
お酒を飲んで、少し顔が赤くなってる玲於くん
…大人っぽいな。
そうだ。と玲於くんが話を変える。
玲於)約束、覚えてる？
約束？
なにかしてたっけ。
〇〇)えっ、覚えてない…
へーえ。と言う玲於くん。
なんか怒ってる？
でもその後は普通だった。
たくさん食べたあと、玲於くんが家まで送ってくれた。
〇〇)今日はありがとね。ほんとごちそうさまでした！
玲於)時間あったらまた行こ。
うん！と言ってマンションに入ろうとした時
ぐい。
〇〇)…玲於くん？
手を引っ張られて、向かい合う感じになる
ほんのり赤い顔に、とろんとした目
しかも、握った手を離してくれないから
手から、胸のどきどきが伝わってしまいそうで
一気に恥ずかしくなる
玲於)…んふふ。なに顔赤くしてんの。
からかうように笑う玲於くん
〇〇)もう！玲於くんが…
ぎゅ。
引き寄せられて、玲於くんに抱きしめられる
〇〇)…ちょっ！
玲於)んふふ。〇〇のにおい〜
もう心臓は飛び出そうなほどばくばくいってる
顔から火が出そう
〇〇)もう！酔っ払い！！
れおのこときらいになった〜？って言ってる玲於くんを無理やりタクシーに乗せる。
はあ。もう…
冷たい夜風が、熱くなった頬にちょうどよくて
なんでこんなに、どきどきしてるんだろ…
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☆ - 名前変換機能つけた方がいいですよ (2019年2月23日 16時) (
レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 名無し77245号さん» ありがとうございます！付き合ってからも色々あるので楽しみにしていて下さると嬉しいです！読んでくださってありがとうございます！ (2018年5月31日 9時) (レス) id: 0aebb5dbd7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し77245号(プロフ) - 続きが楽しみです (2018年5月31日 5時) (レス) id: 1ff6d28c02 (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 蛍さん» もともと〇〇です。申し訳ありません。引き続き楽しんでいただけると嬉しいです。 (2018年5月25日 21時) (レス) id: 0aebb5dbd7 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 名前が変換できないです (2018年5月25日 21時) (レス) id: 18174bb86e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ | 作成日時：2018年5月17日 14時
