16話 放射線治療 ページ23
Aside
今日はいつもと違う
放射線治療があるからね
抗ガン剤治療ができるまで
抗ガン剤でダメなのに
放射線で小さくできるのかなぁ
まぁ不安に思うのはいけない事だから
食堂に行って朝食を食べて
それからなにしようかな
「私って実はかなりの暇人だな。
前までは忙しくしてたのに・・・」
寂しくなってきたな
奏「どうしたの？暗い顔して
もしかして失恋・・・ドンマイ」
ビックリした・・・
って言うか失恋なんかしてないし
初恋もまだなのに
失礼な・・・
奏「顔がめちゃ怖いよ。そう怒りなさんな」
顔に出てたんだ
ヤバし・・・
奏に私の不安を聞いてもらうことに
全部話し終わって
奏は
奏「大丈夫だよ。きっとね
でも不安だと思ったことが起こるかもって
習ったから思わない方が良いと思う」
そうだよね
よしっ！頑張るぞ！！
昼になって放射線治療が始まった
光が強くて目が開けれない
怖い・・・
何時間経ったんだろう
いつの間にか寝てたのかなぁ
気付いたら病室だった
山下「あっ、起きましたね。
治療している間に寝てたみたいですよww」
マジか・・・ん？って事は
寝顔を見られたのか
山下「安心してください。ここまで
連れて行ったのは看護師ですから」
安心する・・・って出来んわ
こんなイケメンに寝顔見られましたなんて
ここまで運んだのが山下先生じゃないって
わかっても肝心な事が・・・
まぁいいや
諦めることも大切だよね
「あの、来週まで毎日ですか？」
1週間に1回で良いような感じするけどね
山下「はい、毎日ですね。放射線は
抗ガン剤に比べてあまり効果はないんですよ。
だから毎日続けないといけないんです。」
マジか・・・
ってなると寝顔も見られるかも
いや〜、絶対ダメ‼
寝ないようにしなきゃ
“まさかの最悪な滑りだしの
放射線治療に不安を残す私であった。”
なんてね
看護師「あの、走らないでください」
大きな看護師の声に山下先生と
廊下に耳を傾ける
複数だな
誰だよ、病院で走るようなバカは
今まで何教わったんだよ
？「見舞いに来てやったぞ!」
ん？この声どこかで
振り向くと
2-Cの奴らだ
「おーまーえーらー！何度言ったら
廊下を歩いてくれるのよ！」
ベッドから降りて
1人1人の頭を叩く
本当皆さん
うちのバカがすみませんでした
まったく・・・ww
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ワカメ - この話を読むと感動で涙が出ます！これからも頑張ってください (2017年11月27日 16時) (
レス) id: bef9b1e196 (このIDを非表示/違反報告)
キムヨナ - 良かったです!これからも頑張ってください (2017年11月26日 15時) (レス) id: bef9b1e196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊野尾優樹 | 作成日時：2017年9月26日 20時
