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XXXXXXIX ページ22

キッドを助けて数日後匿名で私の元へ連絡が来た


“ここに電話ください 1412”






『もしもし…』


「あ!Aさん!?連絡はっや!!!」


電話越しの口調からキッドはやはり幼いようだった


『本当に連絡くれるとは思わなかったけど』


「だって裏にメッセージ残してただろ?
まさかあの小さい探偵も関わってるとはね…」


実はキッドと遭遇した日、コナン君と作戦を立てていた

コナン君がわざとキッドに怪我をさせて市街地へ降り立つように仕向けた

そして私は偶然彼に遭遇したかのように

だから私は名刺の裏にあらかじめメッセージを書き留めた



“XX日に誰かが死ぬ

キッドの力を貸してください

コナン君も仲間です”


流石に全部の説明はできなかったので変な文章だが


コナン君はこれで良しと作戦を決行した


「それで?俺は何すればいいの?」



『鈴木財閥へ予告状を出してほしい


あなたはそこでジンという男に変装して逃亡するの


そしてそのまま、私のGPSが反応する場所へ警察を連れて行って…』


「げぇぇぇ…このあいだのよくわかんねー組織絡みかよ!?


おい…それ…俺爆発しねーんだろーなぁ?」


『…多分?』


「わーったよぉ…

あとでメールアドレス送るから、そこにジンってやつの写真送ってくれ」


これで役者は揃った


あとは私と零が


組織を欺くまで…

XXXXXXX→←XXXXXXVIII



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作者名:ひよこ | 作成日時:2018年8月27日 11時

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