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『そういえばなんで私が千鶴好きって気づいたんですか？』
｢あー、｣
暖かいカフェ
働いているところじゃないうらたさんのよく来ているところらしい
外との寒暖差で窓ガラスは曇っていて外は見えない
｢俺、センラとよく一緒にいる千鶴さんのこと見てたんです
敵こそ知れ！みたいな｣
『はあ、』
よく分からない、と思いながらコーヒーを飲む
｢それで千鶴さんと宮藤さんが一緒にいるよなって思って
それで、宮藤さんって千鶴さんのことすごく優しい目で見てるなって思ってたんです｣
『…うーん、はい。』
｢それで、前に確信を持ったことがあって
夏の終わりぐらい、
俺ゴミ出しに言った時に外の喫煙所からタバコの匂いして
誰だろうなって思って見に行ったんですよ
そしたら、｣
『私がいた？』
｢はい、そうです
それで、愛おしそうに切なそうに"千鶴"って言ってたから
千鶴さんのこと好きなんだろうなって｣
『見られてたんですね、恥ずかし…』
確かにあの日は我慢出来なくてタバコ、吸いに行ってたな
｢宮藤さんがタバコ吸ってるって知りませんでした…｣
『千鶴に散々禁煙しろって言われたので、あまり吸ってないんです
あの子タバコ嫌いで口煩いので』
｢いつから吸ってるんですか？｣
『高校の時からですね』
｢駄目じゃないですか｣
『自分でも分かってましたよ
でも駄目なことをしている時の高揚感っていうか
バレないかっていうドキドキ感がたまらなくて
それに、大人になった気になってましたから』
馬鹿ですよね、と笑ってみると高校生はそんなもんですよ、と返される
『最近は喫煙者は端っこに追いやられてますから
禁煙すべきなんでしょうけど千鶴にバレて怒られるのが構ってくれてる、私を見てくれてるっていう確証があるのが嬉しいんですよ』
体に悪い事ばかりですけど自己満足できるので
と見えない外を見る
｢わかります、構って欲しくて駄目なことするの｣
『うらたさんもなんですか』
｢はい、俺酒にめっぽう弱いんですけど飲んじゃってセンラによく怒られます｣
『はは、残念
私もそうしたいですけど酒には異常に強くて』
｢羨ましいです、飲めるの｣
『私は酔えるの羨ましいです』
どっちもどっちですね、なんていって話をして時間を潰す
うらたさんといる時は安らぎがあっていいから、だから一緒にいる
恋愛的に好きではないけれど
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みだり(プロフ) - 無事完結しました。hit200↑、高評価２ありがとうございます (2017年11月28日 18時) (
レス) id: 4e3c92a081 (このIDを非表示/違反報告)
みだり(プロフ) - 白里さん» 私は愛してます(？) 切ないの目指してます！楽しみにしていただけて嬉しいです。ゆっくり更新ですみません、無理しないようにします…。コメントたくさんしてください！嬉しいので！コメントありがとうございます！ (2017年11月8日 18時) (レス) id: 4e3c92a081 (このIDを非表示/違反報告)
白里(プロフ) - …大好きです(唐突の告白) ストーリーも面白い展開で、切ない恋っていうか…うまく言えないんですけど…楽しみにしてます！無理しない程度に更新頑張って下さい！いつもコメントしつこくてすみません… (2017年10月31日 23時) (レス) id: 2a10d93e95 (このIDを非表示/違反報告)
みだり(プロフ) - みだりです。この作品はスマホで作成しました！更新も基本スマホで〜本当に自分が書いたやつなので！！ (2017年10月21日 18時) (レス) id: 4e3c92a081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みだり | 作成日時：2017年10月21日 17時
