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｢じゃあ、ばいばいA！｣
『うん、バイバイ千鶴』
働いているカフェをでて、千鶴に手を振る
帰る方向は反対側
千鶴の隣には高身長
センラという男がいる
かなりのイケメンで千鶴のことが好きらしい
＿＿私の千鶴は渡さない
敵視してしまうのも、仕方ないと思うんだ
私の横には誰にもいない
１人で千鶴のことを考えながら帰るだけ
｢…、……宮藤さん！｣
ふと呼び止められて、振り返ればカフェで働く人
うらたさん、だったか
センラと仲が良かった覚えがある
『どうかしましたか？』
｢一緒に帰りませんか？方向一緒なんで｣
うらたさんとは極たまに話す程度で、特に仲が良いというわけじゃない
同じ方向なんだなぁって知らなかったことをぼんやり思って軽く了承する
突然何なんなんだろうか
まあ、気まぐれとかそんなもんだろうけど
『なにか用でもあったんですか？
急に一緒に帰ろう、なんて』
｢あー、えっと、言いづらいんですけど、
間違ってたら失礼だし、……あーっと｣
『いいから』
私が急かすと意を決したようにぽつりとこぼした
｢宮藤さんって、千鶴さんのこと好きなんですか？｣
『そうですけど、なにか？』
特に隠す必要もないかとケロッと言う
｢いえ、確認したくて…｣
『気持ち悪いですか？同性愛って』
私、バイセクシャルなんですよ。と言って少し前を歩いて振り返る
『でも、女の子で好きなのは千鶴だけ』
と少し笑って、きもいですか？ともう一度問う
今まで、両親にも私がバイセクシャルだとは言っていない
だから他人の意見を聞くのは初めてで正直、怖い
言いふらされたら私は千鶴の隣にはいれない
｢……俺も、なんです。｣
ぽつり、と言った言葉
白い息と一緒に消えていく
｢俺も、バイセクシャルなんです
俺は、センラが、好きで
男で、センラだけが好きなんです｣
『……はは、仲間ですね』
｢はい、仲間です｣
驚いたな、でも腑に落ちるに気もした
嬉しそうに笑うのがあどけなくて可愛さを感じる
『じゃあ、これからは仲間ってことで色々話しましょうね
相談とか』
｢、はい！｣
へへ、と照れくさそうに笑う
＿＿あぁ、この人はモテるんだろうなぁ
身長は小さいけれど、
あ、確か身長の話はタブーなんだったっけ
寒い冬、仲間が1人できた。
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みだり(プロフ) - 無事完結しました。hit200↑、高評価２ありがとうございます (2017年11月28日 18時) (
レス) id: 4e3c92a081 (このIDを非表示/違反報告)
みだり(プロフ) - 白里さん» 私は愛してます(？) 切ないの目指してます！楽しみにしていただけて嬉しいです。ゆっくり更新ですみません、無理しないようにします…。コメントたくさんしてください！嬉しいので！コメントありがとうございます！ (2017年11月8日 18時) (レス) id: 4e3c92a081 (このIDを非表示/違反報告)
白里(プロフ) - …大好きです(唐突の告白) ストーリーも面白い展開で、切ない恋っていうか…うまく言えないんですけど…楽しみにしてます！無理しない程度に更新頑張って下さい！いつもコメントしつこくてすみません… (2017年10月31日 23時) (レス) id: 2a10d93e95 (このIDを非表示/違反報告)
みだり(プロフ) - みだりです。この作品はスマホで作成しました！更新も基本スマホで〜本当に自分が書いたやつなので！！ (2017年10月21日 18時) (レス) id: 4e3c92a081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みだり | 作成日時：2017年10月21日 17時
