天才役者とドンカン幼なじみの同部屋生活【A3!】【皇天馬】 (ページ39)

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３６話天才役者を待機中ページ39

それから私たちは、順調なお付き合いを重ねた。

そんなある日

天馬｢今日、映画の打ち上げあるから、遅くなる｣

『あ、うん。』

天馬｢じゃあ行ってくる｣

『行ってらっしゃーい』

そう言って、天馬を送り出した

バタン。

ドアがしまった

『さーて…なにしよっかなぁ』

録画していた天馬のドラマ、溜まってたな…

あ、今日これの打ち上げかな

演技してるときの天馬は、すごく生き生きしてて、好き

もちろん、日常生活の天馬も好きなんだけどね

相手役の人、たしか、かなりの有名人

設定は、先生と生徒の関係、らしい。

幸｢…あんたさ、オレの存在、ムシってない？｣

『うわぁぁぁ！

あ、いたんだ』

幸｢ほら、やっぱり。｣

き、気づかなかった

幸｢そんなにポンコツのこと好きなの？｣

『……うん。』

そーいえば天馬、遅いなぁ

ドラマを三話連続で見ちゃったから

もう夜の１０時。

ケータイにも連絡が無い

おかしい。

いつもなら、連絡くれるのに

もしかして……

ほかの女の人とあってるんじゃ…

『や、ないない』

だって、天馬、あんなに私のこと好きって言ってくれてたもん

ないよね……

幸｢あ、寝た。

早く帰って来いよ、ポンコツ。

彼女が寂しそう

……送信っと｣

部屋の電気が消えた