天才役者とドンカン幼なじみの同部屋生活【A3!】【皇天馬】 (ページ30)

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２８話天才役者の誤魔化し演技ページ30

『ただいまー』

寮のドアを開ける

と……

一成｢ちょっとなになに～？

初デートで泊まっちゃった感じ？？｣

『や、大雨で帰れなくなっただけだよ。』

一成｢え～…つまんな！｣

『人の恋を面白がらないでよ……』

いづみ｢遅かったね～

大雨、大丈夫だったの？｣

『あ、はい』

よかった、いづみさんは分かってくれてるよ

天馬｢一成、あんまりAで遊ぶなよ｣

一成｢あっれ～、テンテン、彼女を守っちゃう系！？｣

天馬｢うるせぇな！

行くぞ、A｣

『あ、うん！』

結局は至さんの車に乗って、学校に向かう

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学校で、いつもと同じ席

だけど…

天馬の後ろ、っていうのが恥ずかしくて、プリントが回ってきた時に手が触れるだけで反応してしまう

そんな私の様子に、みんなが違和感を持ったようで…

クラスメイト｢やっと付き合ったの？｣

『え、あ……や、そんなこ…』

天馬｢A、他に好きなやついるから｣

『…あ、うん、そう、なの。』

クラスメイトはさっさと去っていった

…私は、ちょっともやもやした気持ちを抱えていた。

このもやもやは、何なんだろう

天馬は、完璧に演じ切った。

天馬は、私の彼氏じゃなくて幼なじみだって