24話 天才役者の偶然のオフ ページ26
万里「まじ付き合ってんのかよ、天馬」
天馬「…そのはずだ。」
万里に相談中。
万里「デートくらいしてやれよな
Aちゃんかわいそーに」
天馬「…土日に休みがない場合はどうしたらいいんだよ」
万里「……………」
天馬「ほら、そうなるじゃねぇか!」
オレは、今をときめく大人気俳優
だから、土日に休みとか…ない。
デートっつっても夜じゃ遅い
天馬「万里に相談したオレがバカだった 」
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カメラ「おお、いいねぇ」
雑誌用の写真の撮影
その後は、ドラマの撮影
さらにその後も、別のドラマの撮影
デートなんて、出来るわけねぇ
なんとなくドラマの撮影に集中出来ない
監督「オーケー、カット!
よし、今日は終わり!」
天馬「…お疲れ様でした…」
挨拶を終えて、次の仕事に向かおうとした
ん……?
メール。
マネからだ。
【ドラマの撮影、相手役の女優の風のため、明日に繰り越し。
今からはオフで】
…これは、今月最大のチャンスだ
オレは、電話をかけた
相手はもちろん──
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『あれ、天馬?
仕事は…?』
天馬「おわ…た…
お前、今から暇か!?」
『…あ、え、あ、うん!』
天馬「着替えて待ってろ!!」
『へ……あ、はい』
何故か敬語で返事をして、着替える
天馬、もしかして…
ガチャッ
寮のドアがあいた
天馬「A!」
私は慌てて階段をおりる
天馬「初デートだ!行くぞ!」
『……うん!』
いざ、初デートです
25話 天才役者との初デート→←23話 天才役者、絶賛苦悩中。
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作者名:エリー | 作成日時:2017年4月23日 7時