天才役者とドンカン幼なじみの同部屋生活【A3!】【皇天馬】 (ページ14)

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１２話天才役者と夢の話ページ14

天馬｢A｣

『なに、天馬』

天馬｢…なんで怒ってんだよ｣

『…だって、天馬になかなか会えないんだもん』

天馬｢仕事だし仕方ないだろ｣

『……キスしてくれたら、許してあげる……』

天馬｢…んなこと言いやがって…｣

チュッ

『……なんか、恥ずかしい。』

天馬｢…そんな表情すんなよ…

どうなっても知らないからな｣

『天馬…』

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『ん…』

変な夢見たなぁ…

天馬が王様で、私が貧民で…

こき使われてなかった？

変な夢見て、汗かいたな

『なんかあついし、喉かわいた…』

パタン。

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天馬｢な、なんて夢見てんだよ！｣

あれは、紛れもなくオレの夢！！

夢って欲望が現れるって言うしな

いや、オレは別に…！！

たしかに、Aがオレにふりむいてくれたらとは思うけど

ガチャ。

Aが部屋に入ってきた

『あれ、天馬、起きてたの？』

！！

なんてタイミングだ！

『天馬、熱あるの？』

Aがオレの額に手を当てる

触られたところから熱が広がる

『うーん…

なさそ……』

気がつくと、オレはAの細い身体を抱きしめていた