16話 ページ23
士「とりあえず有馬様に連絡しなければ…」
貴「私が連絡する」
プルルルルル…プルルルルル…ピッ
有「やっほ〜!どうしたの?」
貴「ついさっき禍野で神水に出会いました」
有「!…大丈夫だったかい?」
貴「はい」
有「詳しい話は二人が戻ってから聞くよー」
貴「了解しました。すぐ戻りますね」
有「よろしく〜!」
プツッ…ツーツー
貴「詳しい話は私達が戻ったらだって」
士「じゃあ戻るか」
ー有馬の部屋ー
有「やぁやぁお帰りー!それじゃあ詳しい話を聞こうか!」
貴「はい。私達は禍野を歩いていたのですがケガレが1匹もおらず不思議に思って士門様と話していると後ろから声がして振り向くと神水がいました」
有「それで?」
士「神水とは戦いました」
有「そのわりには無傷だね」
貴「私が纏神呪を使ったときに蓮の花が傷を癒しました」
有「あぁ〜!で、神水は?」
士「祓いました」
有「そっか…きっと原因は神水だね…調査お疲れさま!!戻っていいよ」
貴「はい。失礼します」
士門「失礼します」
有馬様の部屋を出たところで士門に話しかけられた。
士門「今からどうするんだ?」
貴「鸕宮家に戻るが…?」
士門「そうか…なら気をつけて帰れよ」
貴「ありがとう」
士門と別れてから暫く歩くと鸕宮家についた。家の扉の前には天馬が立っている。天馬に近づいて話しかけようとすると先に天馬に話しかけられた。
天馬「調査は終わったのか?」
貴「終わったぞ」
天馬「変態メガネ男に婆裟羅と戦ったって聞いたぞ?大丈夫なのか?んん?」
貴「大丈夫だ」
天馬「ならいい。けど、あんま心配させんなよ?んん?…心臓にわりぃ…」
貴「次からは大丈夫。だと思う…」
天馬「ふっ…まぁ無事に帰って来たんだから何でもいいけどな」
貴「!…ありがとう」
天馬が心配してくれていた…。そう思うと少し嬉しくなった。
ラッキーアイテム
おはぎ
ラッキー陰陽師キャラ
雲林院憲剛
25人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天命龍 | 作成日時:2017年3月6日 22時