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あれから俺達は ページ22

A「もう、いい加減泣き止んで」


外のベンチに座り、スニョンを慰め始めてから約5分。ずっと肩をヒックヒックさせながら目を真っ赤にして泣いているのだ。

逆にこんなに泣ける人初めて見たよ。すごいよ推しちゃん。


HS「こっ、こんなとこで働いてるなんて聞いてないよ、俺っ」

A「うん、言ってないし」

HS「あいたかったあ、」

A「うん、私も」


ごめんスニョン付き合って


HS「今、練習してたんだけどっ、めっちゃ空気悪くて、飲みもん買いに来たんだよ、」

A「あー、スニョンって地味に周り見てるもんね」

HS「そうだよ、俺、空気よくしようと思って飲み物買いに来たんだしっ!!」

A「えらい、えらい」


やっと落ち着いてきたと思ったのに、私の顔を見たらまた泣き始めて。

なにこの小動物……かわいい。


A「だから、泣くなって〜」


笑いながらティッシュを渡す私と上を向いて泣いてるスニョン。



HS「おれ、1ヶ月契約っていうの知ってたはずなのに、当たり前過ぎて忘れてたから余計びびったんだもん、」

A「私もちゃんとお別れはしたかったけど?」

HS「Aの歌聴いておれ、泣きすぎてしばらく涙でなくなった」

A「また、でなくなるね」

HS「全部Aのせい」

A「しってる」



スニョンと話してるなんて、前は当たり前だったはずなのに、今は夢見たいで。


そんなコトを思っていると同期のイケメンクソ野郎が私たちの幸せいっぱい会話に割り込んできた。


〈A〜俺抜けるからあとよろしく〉

A「いやちょっと待て、私も抜けるから」

〈……一緒に帰る?〉



そんなこと今まで行ったこと無かったのに、突然そんなこと言ってきて。

思わずスニョンをチラ見する。目を泳がせて首を横に振るから



「ごめん私、この子と帰るから」

〈……そ〉



嘘をついて、断わざるを得なかった。


アイツの姿が見えなくなるとスニョンがため息をついた。


HS「ねえ、あの人、だれ?」

A「普通に、ここの同期だけど」

HS「付き合ってない?」

A「付き合ってない」

HS「だ、だよねーあたりまえー」

A「当たり前ではないね」



知ってるからいうけどこの子、懐いたら自分のモノにするまで離れないからね。

うん。なんか。かわいい。

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sr - やったーーー!ありがとうございます。感謝しきれないです!もう凄く使わさせていただきます。本当にありがとうございます(^o^) (2021年1月19日 21時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
おてつ(プロフ) - srさん» 素敵なコメントありがとうございます。作詞が趣味とは…!それは私ので良ければ使っていただけると嬉しいです。いつも見て下さりありがとうございます! (2021年1月10日 11時) (レス) id: afcb91a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
sr - 凄く作品素敵で涙が出てくるくらい素敵過ぎます。 もしいいなら私作詞を趣味でしていてそこにこの詩を少し入れてもいいですか? もしダメだったら遠慮無くダメと言っていただいてもいいので、返信待っています。 でもSNSなどにはあげません。 (2021年1月9日 15時) (レス) id: 53a26bd6a3 (このIDを非表示/違反報告)
おてつ(プロフ) - ユンさん» 分かりました、ありがとうございます!もうそろそろ更新しようと思っています!!!! (2019年4月9日 17時) (レス) id: afcb91a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
ユン(プロフ) - ぜひ続けてほしいです!!本当、このお話大好きでいつもいつもニヤニヤしながら読んでます←←陰ながらずっと応援してます(^o^) (2019年4月5日 21時) (レス) id: df8ed65310 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おてつ | 作成日時:2018年12月23日 12時

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