STAY WITH ME 2 (ページ18)

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悪い女ページ18

先にお風呂をいただいて、カラスの行水が終わるのを膝を抱えて待つ。

テーブルの上に置かれた婚姻届とペン。

「お待たせ」

濡れ髪に色気をまとわせたシゲアキが戻ってきて、隣に腰を落とすないなや、たまらずにその唇へとかぶりついた。

「・・・書いた？」

何度も舌を絡ませて、隙間にシゲアキが低く呟く。

「書いたよ」

これで、私はあなたのものだ。

あなたは、私のもの。

ふわりと口元を緩めかけたシゲアキは、照れているのをごまかすように、ちょっとイタズラな笑顔を見せる。

「マジで、運命成立？」

「病めるときも、健やかなるときも、ってね」

くふっと堪えきれない笑いをこぼしたシゲアキの膝の上へと乗り上げる。

「では、運命成立を祝しまして」

「おっ、まえ・・・したいだけだろ！！」

「そうよ、悪い？！」

ゲラゲラ笑いながらシゲアキを床に押し倒し、彼もぎゅうぎゅうと力を入れて抱きしめてくる。