【ヒロアカ】加賀美さんは爆豪くんの彼女 (ページ10)

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第５７話暴言注意ページ10

「っせーんだよ！！｣

外野の視線がマナに集まるけど、勝己とお茶子はマナの方を見ず、お互いを見つめてる
そう、それでいい。こんな奴ら、気にしなくていい

｢そんだけ実力差あんなら外に出せ？何勝手にマナの友達を弱いって決めつけてんの？お茶子は何の考えなしにただ突っ込んでるんじゃない。テメェらみたいなグズなんかより、ずっと考えて行動してるわ｣
と、言って中指を立てた

｢はぁ？！クソガ＿｣
｢うるさいなぁ、さっきからブーブー鳴いて豚のモノマネしてさ。何？次はアンタの隣で騒いでる女が自分の尻尾追いかける犬のマネでもすんの？｣
｢はぁ？？！｣
｢あ、いいじゃん！やんなよ！犬の格好もしてんだし＿！｣

｢マナ！言い過ぎ、やり過ぎ！これ全国ネットだぞ！！｣

瀬呂に後ろから口を塞がれ、上鳴にそう言われる

｢だって！アイツらが外野で、勝己のこと何にも知らないくせにギャーギャー騒いでんのがいけないんでしょう！！？｣

『マイク、貸せ！おい、加賀美。雄英の評判を下げんな、座れ』

相澤先生に言われ、ムカつくけど座る

ハッ、と、嘲笑う声が聞こえたウッザ

『で、“遊んでる”つったのは、プロか？何年目だ？シラフで言ってんならもう見る意味ねぇから帰って、転職サイトでも見てろ！！
爆豪は、ここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒してんだろ。本気で勝とうとしてるからこそ、手加減も油断も出来ねぇんだろうが！！言い方が悪すぎて内容が埋もれたが加賀美は、それがわかんねぇくせにブーブー言ってんのをやめろっつってんだよ』

『流星群？！』

これまで上で蓄えていた瓦礫を一斉に落とす
迎撃にしろ回避にしろ、隙ができるはずだから、そのときに触れる策
ホント、流石だ。キャパがあるのにここまでの量の瓦礫を浮かしておくなんて
あの吐き気がない反転した個性じゃないと、マナは使う気になれない
今はアドレナリンが出て少しマシかもしれないけど勝己を浮かしてお茶子の動きが止まると込み上げてる吐き気は尋常じゃない
アドレナリンが出て吐き気はマシだから大丈夫、なんて他人は言えないだろうからこれは全部お茶子が考えた策なんだろう

ﾄﾞｶﾞﾝｯ！！！！

上に向けて【爆破】し、瓦礫とお茶子を同時に吹き飛ばす
で、飛ばされたお茶子は倒れるけど勝己に向かって這っていくけど力つきてしまった

｢麗日さん、行動不能。爆豪くん2回戦進出！｣