【ヒロアカ】加賀美さんは爆豪くんの彼女 (ページ9)

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第５６話暴言注意ページ9

『鉄哲と切島が回復してる間に次の試合、行くぜ！第１回戦、最後の第８試合！
中学からちょっとした有名人！堅気の顔じゃねぇ！ヒーロー科爆豪勝己！VS
俺こっち応援したい、ヒーロー科麗日お茶子！
第８試合、START！！』

スタートと同時にお茶子が走りだす
そうだよね、触れる以外ないもんね

けど、それを簡単にできる相手じゃない
勝己は右腕を大きく振り、避けようするお茶子に【爆破】を当てる

｢舐めんじゃねぇ！！｣

煙からジャージが見えて、そこにまた【爆破】を当てる
けどそれはお茶子が脱いだジャージ、その背後からお茶子が狙う

ﾄﾞｶﾞﾝｯ！！
｢キャァァァ！｣

勝己が振り返り、それを阻止。お茶子は飛ばされる

｢見てから動いてる？！｣

｢あの反応速度なら煙幕ももう関係ねぇな｣

｢触れなきゃ発動できない麗日の個性、爆豪の反射神経じゃちょっと部が悪いぞ！｣

また突進してくるお茶子を今度は地面ごと爆破しながら迎撃する

｢おぉぉらぁぁぁぁ！｣

ﾄﾞｶﾞﾝｯ！！！

ﾄﾞｶﾞﾝｯ！！！

ﾄﾞｶﾞﾝｯ！！！！

ﾄﾞｶﾞﾝｯ！！！！

段々汗をかいて、勝己の【爆破】の威力が上がり、爆煙もフィールド内いっぱいになってきた
それでもお茶子は突進する

『麗日、休むことなく追撃を続けるが…これは…』

｢おい！それでもヒーロー志望かよ！そんだけ実力差あるなら早く場外にでも放り出せよ！｣

外野が１人騒ぎだした

ﾄﾞｶﾞﾝｯ！！！！
外野なんて気にせず、勝己は迎撃を続ける

｢女の子いたぶって遊んでんじゃねぇ！！｣
｢そうだ！そうだ！｣

外野が１人、また１人と増えていく

｢ｯﾁっせーな｣
ブーブー言いやがって、豚かよテメェらは

｢え？マナ？｣

立ち上がるマナに上鳴が声をかけるけど、マナは無視する

｢っせーんだよ！！｣

外野の視線がマナに集まるけど、勝己とお茶子はマナの方を見ず、対戦相手を見つめてる
そう、それでいい。こんな奴ら、気にしなくていい