第７２話 ページ25
｢じゃあそろそろ、できた人から発表してね｣
ミッドナイトにそう言われ、まず青山が手を挙げた
｢いくよ…輝くヒーロー、I can not stop twinkling. 訳して、キラキラが止められないよ！！｣
｢ここは“I”をとって、“can't”に省略した方が呼びやすい｣
｢それね、マドモアゼル｣
短文か…確かに青山っぽい
｢じゃあ次アタシね！ヒーロー名、エイリアンクイーン｣
｢2？！血が強酸性のアレを目指してんの？！やめときな｣
｢ちぇ｣
と、三奈が不貞腐れて席に着いた
マナも三奈にあんな風になってほしくはないかな…
｢じゃあ次、私いいかしら？｣
｢はい、梅雨ちゃん！｣
｢小学生の頃から決めてたの。梅雨入りヒーロー、
｢可愛い！親しみやすくていいわ！みんなから愛されるお手本のような名前ね！｣
梅雨ちゃんのおかげで、青山と三奈が作った大喜利みたいな空気を変わって、みんながFROPPYコールをした、瀬呂なんか席から立ってる
三奈もはしゃいでるけど、原因は三奈にあるんだからね
謎に名簿順だったけど次は切島が発表した
｢じゃあ俺も！剛健ヒーロー、
｢赤の狂騒…これはあれね！漢気ヒーロー、
｢そっす！だいぶ古いけど、俺の目指すヒーロー像は
｢憧れの名を背負うってからには、相応の重圧がついてまわるわよ｣
｢覚悟の上っす｣
｢ジャミングウェイなんてどう？｣
｢あぁ、武器よさらばのヘミングウェイもじりか、インテリっぽい、かっけぇ！｣
｢いや、せっかく個性強いのにっ、すぐ、ウェイってなるじゃんっ、｣
｢ハハッ、響香最高っ、｣
そう言ってマナは逃げるように前に向き直って、響香は逃げるように登壇していった
｢おい！耳郎、マナ、ざけんなよ！｣
｢ヒアヒーロー、イヤホン=ジャック｣
｢いいわね、次！｣
｢触手ヒーロー、テンタコル｣
｢テーピンヒーロー、セロファン｣
｢武闘ヒーロー、テイルマン！｣
｢甘味ヒーロー、シュガーマン｣
｢
｢スタンガンヒーロー、チャージとイナズマでチャージズマ｣
｢ステルスヒーロー、インビジブルガール｣
｢さぁ、どんどんいきましょう！｣
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作者名：式部夏海 | 作成日時：2019年12月8日 21時
