【ヒロアカ】加賀美さんは爆豪くんの彼女 (ページ13)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:19,377 hit

第６０話ページ13

『俺だって、ヒーローに…！！』

炎が轟君を覆う

“戦闘において、左は絶対使わねぇ”
と、騎馬戦の時に轟君は言っていたが

使った…

『その怪我とこの状況でお前、笑ってるなんて…イカれてるよ。どうなっても知らねぇぞ』

互いに地を蹴り
轟君は左を使い、緑谷君は全身に個性を纏って戦った

突風が発生した
冷やされた空気がいきなり暖められたからなんだろう

『緑谷くん場外、轟くん3回戦進出！！』

轟君はフィールドの真ん中で体操服の左側をボロボロにして立っていて、緑谷君は吹き飛ばされて場外になった

発目君との試合は、まともに戦えなかったので、まともな試合は次の加賀美君とが最初だ
彼女の個性は【鏡】
触れた相手の個性を好きなように反転できる個性。
彼女に僕の個性を反転されそうだが、それよりも彼女が反転して使いそうなのは麗日君の個性だ。許容範囲を考慮せずに個性を使えるようにしてあるため、かなり強い個性だ。

まず、彼女の頭に蹴りを入れる。
それを彼女は避けるだろうから、避けた隙を狙い、彼女の手首を掴んでこちらに触れられないようにしながら彼女を押し出す。

こうすれば彼女に浮かされず場外に出せる。

･

『2回戦、第２試合！
さっきとんでもねぇ毒吐いてたな！やっぱ美人って怖ぇぇ！ヒーロー科加賀美愛！VS＿』

入場したにも関わらず、加賀美君はずっと観客席の方を見ている。そこは確か、先程加賀美君が口喧嘩をした相手がいた辺りか。
会場全体からのブーイングではないが、そこからブーイングと眼鏡、やっちまえ！と野次が聞こえてくる

｢…加賀美君、どこを見ているんだ。
君の相手は＿俺だろう｣

あのままでは彼女は試合開始直後に僕が放つ蹴りを避けられなくなるかもしれなかったというのもあるが、僕が単純に彼女とちゃんと戦いたかったからだ

彼女は反応し、こちらを見た