【ヒロアカ】加賀美さんは爆豪くんの彼女 (ページ30)

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第７７話ページ30

それにしてもヒーロー殺しが現れるかもそれないところに行くなんて

いくらエンデバーがいると言っても気を引き締めて行こう

保須に車で向かっている途中

｢加賀美君、君が体育祭で見せたあの蹴りは誰から学んだ｣

エンデバーに急に聞かれた

｢あー、覚えてないです、気づいたらできてた感じで…｣

｢ほう…｣

エンデバーは少し関心したように頷いた

リカバリーガールといい、なんでマナの体術について聞くわけ？

そんな事を考えていると保須に着いた

街には何となく緊張感が漂ってた
まぁ、ヒーロー殺しが現れたからか

エンデバーたちだけでなく他のヒーローたちも来てた

｢お前ら、この2人を囲うように円陣を組め！焦凍と加賀美君は円陣から出ないようにしろ！｣

エンデヴァーを先頭に所属ヒーロー達がマナ達を囲い、そのまま市内パトロールをした

昼過ぎ
ヒーロー殺しは現れなかった

｢今日は引き上げる。午後は焦凍たちの修練をするぞ｣

｢分かりました｣

.

｢ミラージュちゃんの体術すごいね！誰に教えてもらったの？｣

ｯﾁ、また
女性のヒーローの1人に対人戦闘訓練を見てもらっていた

｢気づいたら出来てたって感じで～｣

｢へぇ！すごい！｣

｢でも、個性もマナ自身も近接戦闘が得意なんですけど、距離を詰めようとしてもすぐ攻撃して全く近づかせない、遠距離を得意とする敵と遭遇したらどうしたらいいと思いますか？｣

USJでは何とか相手の胸に飛び込めたけど
体育祭では何もできずに焦凍に凍らされた

｢…うーん、私はどっちかっていうと遠距離を得意とする方だからなぁ。近接に持ち込まれても大丈夫なように対人訓練に力を入れてたし｣

｢じゃあ、やっぱりマナは攻撃を受けながらも相手の胸に飛び込むことしかできないんですねー｣

って言ったらヒーローは黙ってしまった
マナが本当に悩んでて思ってることを言った
大人に聞いたらわかると思ったんだけどな

｢明日は午前中に修練、午後は保須へ出張する。しっかり休むように｣

初日が終了した

コスチュームを着替えて更衣室を出ると、すぐ近くの自販機付近に焦凍が立っていた