ツンデレ彼女～ after story ～ (ページ3)

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『なに、広臣』

広臣「お前、ほんとに大学でなにもされてないよな？」

『だからされてないって。』

もう、うるさいな～

何回もされてないって言ってんじゃん。

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広臣「じゃあ、こいつは何？」

『あ～！健ちゃんおはよう！』

広臣「おい」

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朝から広臣、うるさいです。

広臣は美容系の専門学校に行き、私とは別の大学。

毎日、心配心配,ばっかり言ってる

ついには、今日家まで来ました。

『どうした？広臣、いつも朝早くないのに』

広臣「心配すぎる、お前かわいいから」

『あら、ありがとう♡』

広臣「…じゃなくて、こいつ誰。」

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コイツ呼ばわりしなくてもいいのに

ただの友達なんだから

『大学の友達だから安心して？』

広臣「なんで、家まで迎えきてんの」

『それはわからない』

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広臣がさっきからイライラしてる相手
山下健二郎くん。

通称：健ちゃん

健二郎「初めまして」

広臣「は、初めまして」

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なんなの。

『ごめんね？健ちゃんコイツうるさくて』

健二郎「大丈夫！大丈夫！」

健二郎「彼氏？Aも大変やな～」

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ほんと大変ですよ

こんなド変態野郎。

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『あ、もうこんな時間じゃん
　健ちゃん、はやく行かないと！先行ってて？』

健二郎「おっけい！」

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よし、広臣の相手しないと。

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『広臣？』

広臣「…ん」

『安心して？なんにもないから！』

『しかも、健ちゃんさ、すっごい可愛い彼女いるんだよ？』

広臣「まじ？」

ずっと、下向いて拗ねてたやつが

目だけ少しこっち向いてくれた

まだ不安そうだけど。

『まじだから笑
　萩花って言うんだけどね、ホントかわいい子なの』

『健ちゃんは彼女がいるから、私も仲良くしてるの
　萩花ちゃんとも仲いいし、安心して？』

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優しく言ったら

広臣「よし、なんかあったら言えよ？絶対に」

『はいはい笑』

広臣「大学まで送ってく」

『え？ありがとう』

大丈夫かな。

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「わ、何あのかっこいい人！！」

「やばい！！もろタイプ♡」

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…なると思った。

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