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CHAPTER 76 『記憶7』 ページ16
夜久side
〈次の日 部屋〉
夜久｢うーん…こんな感じか？｣
俺は1人、部屋にこもって"ある物"を作っていた。昨日、Aから聞き出した"自分は捨てられた子"だということ。
大事なのは"今まで誰にも言わなかったことを俺に言った"ということだった。
ヤク｢くくっ…あんまり信用しちゃイケナイよ？A(ﾆﾔｯ｣
俺はこの時から自分の中に別の人物がいることに薄々気づいていた。いわゆる、"多重人格"というものだろうか。
もう1人の"オレ"が"俺"にこう言ったんだ。
___神崎Aを利用しろと。
俺はもちろん反対した。しかし、気づいた時には俺はオレに支配されていた。自分でどうする事も出来ずにオレの命令である物を作っている
ある物とは….…薬。
ヤク｢これで悲しい出来事全てワスレラレルヨ？｣
CHAPTER 77 『記憶8』→←CHAPTER 75 『記憶6』
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作者名：碧麗/Mirei | 作成日時：2016年3月25日 23時
