何万回だって”君が好き“

33.好きって ページ33

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「あれ、聞いてた？」









『うん、ばっちり』









「うわもうほんま最悪…。



恥ずかしすぎ」









気を利かせてくれた神ちゃんが、空き教室に二人きりにしてくれた。









『明日あの女子たちに殺されそうで怖いよ』









「それはほんまにごめん…」









『いーよ、仕方ない。』









「Aちゃんのこと全然考えてなかった…。」









『もういいって、(笑)



…結構、嬉しかったし』









「…！？」









そうだ、私はいつの間にか重岡くんのこと、、









『私も、好き、



どんなに冷たくあしらっても結局仲良くしてくれて、



いっつも近くにいてくれて



周りの目気にしないで仲良くしてくれた。





今更だけどやっぱり、、』









「俺に言わせてや(笑)



Aちゃん、さっきはみんなにいったつもりで、Aちゃんにちゃんと言えなかったからもう一回言うわ。









俺、Aちゃんのこと好きです。



ほんまに、よかったら、、、付き合ってください」









『…喜んで』









「、、、っしゃああ！！」









キラキラ目輝かせて喜ぶ重岡くんは5歳時児にしかみえない。









『重岡くん、小さい子みたい(笑)』









「な、重岡くん、ってのやめてや




みんなしげってよんでるで？」









『、、、私だけ特別っぽくて良くない？』









「なぁそれ反則やって！？



かわええ！！」









『重岡くんこそちゃん付けやめたらいいのに。』









「…A



、、照れるわ」









『いずれは慣れるよ、大毅。』









「っええな！？大毅って！！」









『これも慣れへんわ(笑)』








『文化祭、一緒に行きたかった』









「明日行こうや」









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