〈芽生えた恐怖を〉 ページ14
Aside
ヴィクトルがいるアイスキャッスルはもう目の前。
その周りにはうっとおしいほどの人だかり。
ポスターに【ようこそヴィクトル】的なのが書かれている。
こんなの書かれたら嫌でもここにいるってわかるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ヤメロ!!
と、心の中で明るく振舞っても表面に出る形は不安しかないようで。
心臓が壊れそうなほどドキドキいっていて痛い。
このドキドキはまた会えるからなのか、彼に対する恐怖なのか。
1番ピンと来たのは後者。
彼にあって拒絶でもされたらもう僕は立ち直れない気がする。
きっとヴィクトルだからそんなことは言わないだろうけど。
今までの優しい彼に戻ってくれてるといいな。
優しく抱きしめて優しくて頬にキスをしてほしい。
きっと僕は照れて何ががなんだかわからなくなると思うけど。
僕はヴィクトルが好きだ。
いくら冷たくあしらわれても彼をあきらめることなんてきっと出来やしない。
でも、さらに冷たくされるとなると流石に泣き出してしまうかもしれない。
怯えてしまうかもしれない。
僕を弱くするために芽生えたような恐怖はまだ消えそうになくて、彼に会うのがとても心配になってしまう。
けど、ユーリもそばにいてくれることを思い出せばすこしは軽くなるような気もした。
ユーリはいつも僕を守ってくれる。でもいつまでもそれに甘えていちゃいけないのだ。
すこしは自分で踏み出さないとなんの意味もないのだ。
だからこそ、自分から育ててしまっていた恐怖をなくさなきゃいけない。
____ユーリの努力を無駄にしないようにと、心に決めてアイスキャッスルに足を運んだ
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青鷺(プロフ) - 朱嶺さん» はぁい。なんとかさん←悠馬だぜ!!!俺は覚えてるぅ↑あはは、俺一発書きでやってるから途中で何書いてるかわかんなくなるんだ(°∀。) (2017年2月7日 19時) (レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
朱嶺 - はぁい、青鷺さん。元ユウマ…漢字忘れたお← まぁユウマだぜ!ねぇね、君のその天才な文才俺に頂戴? (2017年2月3日 22時) (レス) id: 9d96baf6b3 (このIDを非表示/違反報告)
緋嶺 - 青鷺さん» いえいえ!青鷺さんに読んでいただけるなんて!あ、勇馬から名前を変えて緋嶺にしました。 (2017年1月1日 18時) (レス) id: 9d96baf6b3 (このIDを非表示/違反報告)
青鷺(プロフ) - 勇馬さん» 作者もユーリロス辛すぎて精神言っちゃいましたヽ(゚∀。)ノ←……ゲフ。そうなんですか!!後で作品見てみますね!褒めていただいてありがとうございますヽ(;▽;)ノところどころ読みにくいところもあると思いますが今後ともよろしくお願いします! (2016年12月31日 23時) (レス) id: cb35208076 (このIDを非表示/違反報告)
勇馬 - ユーリ大好き人間です。文才が凄いです…俺もやり始めたんですが、貴方には遠く及ばないです…!更新頑張ってください! (2016年12月30日 19時) (レス) id: 9d96baf6b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青鷺 | 作成日時:2016年12月10日 21時