GOOD DAY

過去 ページ36

はぁ….シャワー…熱いな…



「……い…痛い…熱いよ…っ」


蘇る記憶


ああ、あれは12歳の時だったかな…


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

記憶はさかのぼって7歳の時、


僕のアッパは何故かいなくて、小さい頃からオンマしかいなかった


周りの人からそれについて悪く言われることもあったけど、オンマがいればそれでいいからあまり気にしてはいなかった


僕は….気にしてなかったんだ


もうそんな事を言われるのも少しなれて、
小学校に入った年にオンマは1人の男性を家に連れてきた


そんなことははじめてだったからびっくりしちゃったけど、オンマの表情をみてどんな関係だなんて小学生の僕にもわかった


オンマ「Aいきなりごめんね、ずっとAには言わなきゃって思ってたんだけど…
今この人とオンマ、お付き合いしてるの」

A「……あっぱぁ？」

オンマ「あっ…うん/////いずれね、アッパになってもらいたいの」

A「そうなんだ！あっぱあ！」

アッパ「…よろしくな」


アッパは笑って僕に話しかけてくれた


この時僕は、この人はいい人なんだと思っていた


だから一年後に二人が結婚しても、嬉しいだけだった

「幸せだな」って、


これで僕もオンマも周りの人から

「シングルマザーは大変ねえ」

「Aくん可哀想に….」

「Aってアッパいないの？」


こんなこと、言われなくてすむんだ

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