からかい相手の爆豪さん (ページ6)

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日直 second ページ6

高木「惜しかったね…あー少し汚くなっちゃったな上履き──まさか本当にやるなんてね」

『本当に？』

想定内ってことかよ

高木「早起きした甲斐があったよ！」

『この為だけにかよ！』

高木「そっ！」

また笑いやがってよ…！

高木「掃除、しなくていいの？」

『するわ！いい加減舐めんのやめろや!!』

高木「私、ちょっと上履き拭いてくるね」

────ったくよ、巫山戯んのも大概にしやがれ！

『おい！ちりとりどこか知ってるかよ！？』

高木「ちりとり？───さあ？何処でしょう」

…こいつ、まだ企みあったのかよ！やっぱ隠してやがんだな？

────まさか本当にやるとはね

おいまさか…

……やっぱここかよ

────────────

(席に座る2人)

『あームカつくなあ…てめえのボキャブラリーなんだこら』

つかなんでこんなデコナードが俺の隣なんだ

教師はどんな方向性望んでやがんだ…！

高木「ねえ爆豪」

………………話しかけんな黙ってろ

高木「なんか静かな教室で2人っきりだとさ…世界に2人しか居ない感じしない？」

しねえよ世界にどんだけの人口いると思ってんだアホが

高木「このまま、誰も来なきゃ良いのにね」

『……………………拷問かよ、笑えねえ』

てめえは俺に何を求めてんだ？

ガラガラ！

ミナ「おっはよー！」

ユカリ「もう…なんでミナは朝からそんなにテンション高いのよ」

ミナ「えー？普通だよ普通！」

サナエ「疲れる」

ミナ「ダメサナエちゃん！疲れたって言うと幸運が逃げちゃうんだよ？テレビで言ってたし！」

ユカリ「そんなもの信じてんの？なわけないでしょ」

ミナ「本当だよ！元気な方がいいんだかりゃ」

ムニｯ

サナエ「ウザイ」

ミナ「痛たた…痛いよサナエちゃん」

………………

高木「なんだっけ爆豪？」

『……なにがだよ』

高木「なんか聞きたそうだったから」

『なんもねえよ』

高木「ふーーん？」

だからなんなんだようぜえしだりぃ

高木「ところで日直の仕事は？まだ残ってたと思うんだけど」

『クソが……っああ、いってえな！死ね！』

高木「あはは、机は死ねないよ」

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高木side

気づかないのかなあ…鈍感

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かっちゃんはこういう感情に疎いと思ったので敢えて全然気づいてない感じにしました！

あと毎回高木さんside短いですねすみません