からかい相手の爆豪さん (ページ28)

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逆上がりページ28

『暑ぃ…』

高木｢喉渇いたね～。そうだ！｣

お前のそうだ！はろくなこと思いついてねえ

高木｢ジュース賭けて何か勝負する？｣

ジュース大好物じゃねえか

だが次は負けられねえ…！

『なら、俺がルール決めんぞ』

高木｢なんか、珍しく潔いね｣

『うるせえな！…鉄棒でどーだ？』

高木｢鉄棒？｣

『高い方で逆上がり出来なかった方が負けな』

っは、最近逆上がりで腕筋鍛えるために極めてんだ、負けられねえ！

こいつから勝負持ち掛けてくるなら好都合だ

高木｢ねえ爆豪…私スカートなんだけど｣

なにせスカートだ、うぜえ上に捲れ上がるのを女子は隠したがる

つまり、できねえ!!勝ち確だな

高木｢ま、いいや。じゃあ、私からでいい？｣

『お前からかよ！いーのかあ？』

にたあっ…

高木｢いいよ？ただし、逆上がりしてる時はあっち向いててね。なんてったってこっちはスカートなんだし｣

─────────は？

高木｢逆上がり中にこっち見たら…爆豪の負けね｣

『あ？まてよ、出来たかわかんねえじゃねえか！』

高木｢もしかして、爆豪ってデリカシーないの？女子の下着普通に見ちゃう人？へー…なんか、やらしー｣

『……～っち、見なきゃいんだろが！』

意味わかんねえ

高木｢じゃあ、行くよー｣

『できないんだろ？それで適当に口実作ってるだけだろが…それに主導権は』

高木｢そっか…爆豪は女子のこと何も分かってないんだね。なんで男子更衣室と女子更衣室が分かれてるのかも…変態さん？｣

─────クソが

高木｢いいよー次、爆豪の番ね｣

本当にしたのか？いや、今は邪念を振り払え

集中…!!!

高木｢おー｣

くるっ

ふー…

高木｢2人ともできちゃったね。どうする？｣

『…もう1回だ』

高木｢いいよ。じゃあまた私の番ね｣

余裕だな…どーする

やってねえな

内心面白がってんな？馬鹿みてえに後ろ向いてる俺を見て…

見れば負けっつってたが、イカサマとなれば話は別！今日こそ俺はお前に勝つ！

くるっ

やってる…！？つか、

────────短パン、だ？！

高木｢爆豪、こっち向いていいよー｣

…………

高木｢どうしたの？｣

『…………俺の、負けだ』

♥──

高木｢今日は爆豪が勝手に負けたから、あんまり勝った気しないなー｣

『俺に勝ったなら喜べや…つか短パンなら後ろ向かなくても』

高木｢えっち｣

『あっ？確認だわ！』

高木｢本当かな？じゃあ爆豪は私がズルしてるって思ってたの？｣

『ああ"』