からかい相手の爆豪さん (ページ12)

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English Translation英訳ページ12

〜〜〜…っち！

マジでこいつ沈め

俺はまだ負けてねえ！

意識してたら駄目だ…前みてえにヘナチョコ箱でも作ってたりしてるか？隠密によ

俺もあの箱を…いやんな時間ねえだろ！また意識してやがるクソ

先生「えーっと、じゃあここを…爆豪」

『っああ…！…っと』

先生「"っああ！"じゃねえよ早くしろ」

急かすんじゃねえよ…！

高木「16だよ…」

『16ぅ！』

先生「数学の授業じゃねえぞ！英語だ英語！そこを訳せっていったんだよ！もういい座ってろ」

って何言わせんだコラァ！

高木「せっかく16行目って教えてあげたのにー」

『教えてねえだろが！わざと野郎が』

高木「まさか本当に間違えるとはねー」

『知ってたわ！教えんなら"行"言うな答えいえや答え！つか教えんな！妙な事吹き込むなぁ…！』

高木「妙じゃないよ、答えだけ言ったら爆豪のためにならないし」

俺のためにならなかっただろが！

高木「なにか考え事してたの？」

『してねえよ』

高木「なに考えてたの？」

『してねえっつったろが！聞けや！』

高木「いや絶対考えてたよ」

『根拠はなんだよ』

高木「顔がどんどん怖くなってくるとなんか考えてるって証拠だよ」

『…顔ぉ？カンケーねえだろそれ』

高木「感情が顔に出やすいんだよ爆豪は。────やらしいことでも考えてた？」

…………あっ？

『やらしいってなんだお前だろ』

高木「ホントかなあ？」

何が本当でなにが嘘なんだよ

高木「分かってるよ。ホントはどうしたら日頃の仕返し出来るか考えてたんでしょ」

『仕返しぃ？っはくだらねえどの事だよ』

高木「図星だー！私の方気にしてたからそうじゃないかと思ってた」

俺の心理読んでるくせによ

高木「よく怒るよね爆豪は。見るの楽しいんだもん！それで？何かいい案浮かんだ？」

「ああああ、完璧なのが浮かんだよ絶っっってえに上手くいく奴がよ」

高木「ふーーん？ホントだといいけど」

『怒りの沸点低くしてえのか…あ？』

高木「元々低いじゃん」

────よしぶっ飛ばす

高木「それで？どんな案なの？」

『いろいろだよ』

高木「そんな無いでしょ」

────よし下ろす

高木「ヒントだけでもさ〜」

『うぜえしきめえ』

高木「私ってキモイの？」

『ああ、きめえ』

こいつの意識を授業以外に向かせれば当てられても分かんなくてあのゴリラに怒られるんじゃあ……

いや、ホントにわかんなくなるやつじゃねえ…取り敢えず…

『────おい』