からかい相手の爆豪さん (ページ11)

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習字 second ページ11

高木「さて！じゃあ爆豪から見せてよ」

『同時だろ何言ってんだお前』

高木「いいからいいから」

よくねえからよ…！いややっぱ先に主張するわ

────《死》

高木「真顔で一番酷いド直球の宣告きたね」

────《爆死》

高木「無理でしょ」

────《消息》

高木「無理」

────《からかうんじゃねえ》

高木「えー無理」

『全部無理じゃねえか！文句ばっかかよ！』

高木「無理だよ…最初の方全部同じ意味だし───そんな死んでほしい？」

────《つーかしゃべんな》

高木「なんで紙で対話してるの？紙なくなるよ？…まあ、最後のなら頑張るかな」

『んじゃ黙れ嘘ついたらぶっ倒すからなっ、んでそっちは』

黙ってチラッと見せてきた紙には

────《ほっぺに墨ついてるよ》

…墨ぃ？

『んあ゛っ？』

頬に触ると手に墨が薄く付いた

『 …テメやっぱりあの時！頑張るっつったばっかだろぉ！』

高木「〜〜〜……っ」

『なんか言えや！』

先生「爆豪！なに1人でくっちゃべってんだ！」

高木「喋んなって書いたじゃん、それにだって言う前にしちゃったんだも〜ん」

『も〜んじゃねえ！』

高木「黙るだけならからかうなって訳でもないし〜」

…………っこんのやろ！こんのやろがあ！

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高木《油断大敵》爆豪《油断大敵》

【衣替え】ユカリside

ミナ「あああ…暑い〜」

『そうだねー』

ミナ「明日から半袖にしよ〜ってサナエちゃんにもいっとこ〜」

『そうだねー』

塩対応の業

サナエ「なにが "そうだね"？」

あ、サナエ……って

サナエ「よっ」

よっじゃなくて……便乗

サナエ「…なに」

ミナ「衣替えはみんなで一緒にしよって言ったじゃ〜ん！」

ああー抜け駆けしたわこの子

サナエ「そうだっけ」

ミナ「そうだよ！フライング！」

駄目だわ忘れてるわ

サナエ「…そっか」

次の日

ミナ「やっぱ半袖は涼しいね〜」

『そうだねー』

なんかずっとそうだねという同意しかしてない私

サナエ「なにが"そうだね"？」

前日と同じタイミングで現れたわサナエ怖

しかも同じ台詞…ループ？

ミナ「あ、サナエちゃん。おはーーよう」

って……長袖

サナエ「"みんなで一緒に”じゃなかったっけ？」

いやなぜ戻したのよサナエ

ミナ「言うの…忘れてまーー(ムニっ)」

律儀ねサナエは