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-就職決定 ページ1

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最終選別にて俺は志半ばで手鬼に殺された


義勇を残して逝きたくはなかった
彼奴のことだ。自分を責めに責めて自分が死ねばよかったとでも心の中で思っているはずだ



俺と真菰は中々成仏が出来ずにいたのだ
そしてそんな中ある男が現れる



竈門炭治郎

鱗滝さんの弟子になった男だ
石を斬ろうと鍛錬を続けていたがそれでは一向に石など斬れやしない


もうひとつは俺の願望だが手鬼をどうか倒して欲しい
鱗滝さんの弟子は今まで義勇しか帰ってこなかった
全員手鬼にやられたからだ


だからこそ炭治郎に倒してこの負の連鎖を断ち切って欲しい




そんな願いから真菰と俺は炭治郎に喝を入れると決めた






そして、半年後

遂に炭治郎は石を斬ることに成功した
全ては己の鍛錬のおかげだ。自信を持って最終選別に行き、生き残って欲しい



離れていても判るんだ

俺たちのために怒り、戦っている炭治郎の声が





そんな炭治郎は俺たちの未練でもある手鬼を倒すことに成功し、無事最終選別に合格することが出来た




未練はなくなってはないがこれで成仏できる




「行こう、真菰」



「うん」





未練が漸く消え、成仏できる



…と思った



成仏したかと思いきや、やってきたのは



"閻魔庁"

ここで亡者は天国か地獄に逝くか閻魔大王によって決められる場所だ

本当にこんな場所があるんだな…と考えながら俺は亡者の列に大人しく並んでいた



そしてやっと俺の番になり、閻魔大王の前に座らされる




「こんな若い子が鬼を倒す鬼殺隊になるためにねえ…錆兎くん、君は天国行き!!」



「は、はい」




なんて思いのほか簡単に天国行きが決められ、内心動揺しているときだった





「貴方獄卒の素質がありそうですね」



一本角の鬼が横から出てくる
鬼というだけで思わず警戒してしまうと一本角の鬼はすみませんね。と言った




「鬼は鬼でもあんな下等な鬼ではありませんよ。私の名は鬼灯。このクソポンコツの第一補佐官をしております。どうですか錆兎さん。私たちのように罪人に罰を与える獄卒になってみる気はありませんか?」




別に無理強いする気はありませんけど…貴方にはそのような素質があると私は感じました



そう言われて、男である俺が燃え上がらないわけがなかった





「…獄卒…か。話を聞かせてもらいたいです」





俺の新たな今世が始まろうとしていた

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Laf;(プロフ) - 何というかもう…この作品に出会えてよかったです😭神作をありがとうございます… (2月18日 23時) (レス) id: 46457ca4f3 (このIDを非表示/違反報告)
れい - え、好き。ありがとう…(遺言) (2023年5月6日 8時) (レス) id: 58fc769308 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - これ、鬼灯が錆兎に密かに嫉妬してたりとかだと面白いかも…♪ (2023年4月22日 17時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - これ、いつか転生が決まるのかな…その時錆兎はどうするのか…夢主とともに転生してキメツ学園につながるパターンとか?離れなさそうだし(笑) (2023年3月21日 15時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 面白かったです♪続き待ってます!柱たちとの絡み見たいな…。 (2023年3月20日 9時) (レス) @page27 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うる。 | 作成日時:2019年9月11日 14時

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