天王寺組 ページ44
城戸(ストレス)
「なんでや…この間行きたがってた店に連れていくって約束したやろ」
今にも泣き出しそうになる声で語りかけられ
これはまずいと感じ必死に誤解を解いてから
数分後…
A「あの城戸の兄貴…もうそろそろ離していただけませんか？」
城戸「すまんが気が済むまでこのままでいさせてくれへん？」
浅倉「城戸の兄貴の言うことは絶対や、従ぉた方がいいぞ？」
A「浅倉さんまで！」
いまだにメンタル面が安定しないので彼の後輩がきても安定するまで抱きしめるという強行にいたったそうな。
浅倉(ストレス)
「悪い癖やで。なんではよ言わへんかった」
こうは言うものの同期のちょっとした変化にすら気がつかなかった自分に罪悪感を持っていた浅倉さん。
それに関して野菜ジュースだよと説明すると
「まぎわらしいことするのう…」
呆れ顔をしつつも彼女に異常がないと分かれば
優しく背中を擦るクールさを持つ良き同期。
戸狩(ストレス)
「こうなるまで無理するなって言うたばかりやろ」
ただただ悲しげな顔をし彼女を抱え闇医者のもとへ連れていこうとする。
このままでは本当にまずいと感じたAさんは
これが野菜ジュースであることと生きてるよ
アピール。
「ホンマ心臓に悪いわ…」
自身の焦った気持ちをリラックスさせるために小さくため息を溢します。
生き死にが激しい世界と分かっていても目の前でそうなりかけていたらそうなりますよね。
渋谷(新たな生命体？)
「本当のこと教えてくれ…Aは吸血鬼なのか？」
口からこぼれる赤い液体を見て
彼のありとあらゆる思考を巡らせ、たどり着いた答えがこれだった。
ハッキリ言おう勘違いが凄い。
だから誤解を解こうとするも今の彼に通用せず…
「安心せい。この事は誰にも言わへんからな。ちゃんと秘密にしたる！」
「だから違うんですって！」
ちなみに野菜ジュースの缶を見てようやく誤解が解けたのはそれから数時間後のことだった。
馬渕(量)
(あれだけ吐いて大丈夫なんか？…でも心音は正常やし)
一人脳内会議を行いつつAさんの安否を影から心配する馬渕さん。
ある程度心配が薄まれば部屋に入ると
A「あ、馬渕くん…そこ床汚しちゃったんだ。ごめんね」
馬渕「そんな必死に謝らんでも大丈夫ですよ。
誤って野菜ジュース溢してしまったんでしょ？」
本人が気にすることを絶対に言わずなおかつ
知らなかったスタンスで切り込む彼なのでした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バイ(プロフ) - 怜希さん» そう言っていただけて嬉しいです！ (1月8日 22時) (
レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
バイ(プロフ) - 怜希さん» みなさんお気をつけて！ (1月8日 22時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
怜希(プロフ) - バイさん» 野菜ジュースのリクエストホント大笑いです。普段厳しい人でも焦るのはミモノです。天羽御三家と流川君がとても笑えました。みんなも野菜ジュース、トマト缶の扱い気をつけましょう (1月8日 21時) (レス) id: 67486bf44a (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - バイさん» ですね。それで平気で人を見下して…恥ずかしくないんでしょうかねそういう人たちって… (12月20日 20時) (レス) id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
バイ(プロフ) - シャリファさん» いますね…。私もこういう人いそうだなと思いながら書いていました (12月20日 20時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：バイ | 作成日時：2023年11月24日 12時
