獅子王組 ページ25
伊武
「それはつまりウチに喧嘩を売ってるということでいいんだよなぁ？」
遠回しにAさんを貶す紫をじっと見つめる伊武さん。
先程までなかった怒りのオーラを察して言葉を撤回しようとするも
「いや…あの…そ、それは」
彼の眼光がそれを許してくれない。
それどころからどんどん姉を追い詰める。
伊武「先に仕掛けたのはそっちだ、だからこっちが聞いたことにも答える義務があるねぇ」
本職の力故、耐えきれなくなった紫はめちゃめちゃ土下座と謝罪をする羽目に…
喧嘩売る相手はきちんと見極めないとですね。
阿蒜
「だから何だっていうんすか、アンタには関係のないことでしょ？」
思いつく限り恋人を貶す紫に痺れを切らしたのかいつにも増して冷たい感じで告げる阿蒜さん。
彼からの言葉に固まっていると阿蒜さんはため息をつきながらこう言います。
「もう行っていいっすか、Aさん待ってるし。それに…」
アンタと話すのこの時間が一番無駄だと感じてるんで
「ちょ…ちょっと待ちなさい！」
彼女の必死な声が聞こえるも振り向くこともなく
最後に容赦ない言葉を告げて、その場から立ち去る阿蒜さんなのでした。
龍本
「話は済んだか？じゃあそろそろ行くぜ」
聞く耳持たないし、むしろようやく終わったと言わんばかりの口調で紫に背を向けた状態でその場から離れようとする龍本さん。
そんな彼を引き留めようと腕を掴む紫ですが…
龍本「何だこの手は…まだ用があるのか？」
いかつい顔をした彼に耐えきれず情けない声をあげながら手を離してしまいます。
ひた隠ししていただけで実はかなりお怒りであったことは今の彼が物語っていました。
柳楽
「なるほど…Aの悪い印象を与えて乗り換えてもらうという考えか…」
随分となめられたものだな
見え透いた彼女の策略に鋭い瞳で睨みつけながら問い詰める柳楽さん。
「何言ってるんですか…私は純然たる事実を述べてるだけに…」
一度化けの皮が剥がれても変わりなくベタベタと接してくる紫。
柳楽「偽っても貴様に対する気持ちに靡くことはな…諦めろ」
触れてくる手を振り払いながら
彼女の無駄に高いプライドをへし折るかのように告げるのでした。
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バイ(プロフ) - 怜希さん» そう言っていただけて嬉しいです！ (1月8日 22時) (
レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
バイ(プロフ) - 怜希さん» みなさんお気をつけて！ (1月8日 22時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
怜希(プロフ) - バイさん» 野菜ジュースのリクエストホント大笑いです。普段厳しい人でも焦るのはミモノです。天羽御三家と流川君がとても笑えました。みんなも野菜ジュース、トマト缶の扱い気をつけましょう (1月8日 21時) (レス) id: 67486bf44a (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - バイさん» ですね。それで平気で人を見下して…恥ずかしくないんでしょうかねそういう人たちって… (12月20日 20時) (レス) id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
バイ(プロフ) - シャリファさん» いますね…。私もこういう人いそうだなと思いながら書いていました (12月20日 20時) (レス) id: 1753987474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バイ | 作成日時：2023年11月24日 12時
