貴方の側に居れるなら、私は家畜でもかまわない… (ページ15)

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家畜日記１３ページ15

ルクとしりとりをしてたんだけど…

私が日本語をあまり分からな過ぎて

全然続かなかった…

『お腹すいたぁ…』

「何も持ってきてないのー？」

『全部船の中…』

絶望…

まあ、食べなければ食べないで別にいけど…

「この先にあるフェリドの屋敷に食料があるんじゃない？」

『そこには人間達がいる。それにウルド様がルクの側を離れるな…って…』

「じゃあ、俺のご飯を持ってきてよ。彼の屋敷なら血液のストックくらいあるだろ？」

『え…』

コイツ…

どうしても私を人間の中に行かせようとしてるな…

「俺も第2位始祖様の命令でここから動けないし…君なら動ける」

『……』

「それとも、俺が力を出せなくてフェリド達に負けて逃してもいいわけ？」

そんなことしたらきっとウルド様がもっと怒る…

怒ったら抱きつけない…

抱きつけないと死ぬ…

『行ってくる…』

「うん、ありがとうー」

いつか泣かす…

「1時間以内には帰ってきてねー？一応君のお守りも命令されてるからー」

無視して、一人でフェリドの屋敷を目指す

10分もしない内に屋敷に到着

そして中に入ると微かに話し声が聞こえた

その声を頼りに、その場所へと足を運ぶと…

「違う。僕とターニャは本当の兄弟なんだ」

「「「「「…………」」」」」

静まり返る部屋

進藤ミカエラの声…

兄弟…

お前と私は兄弟じゃない！！！

家族なんかでもない！！！

お腹の底から怒りがこみ上げ

「…え？ミカ、お前…妹が居たなんて一言m『妹なんかじゃない』」

気づけばそう叫んでいた

「ターニャ？？！！」

『私の名を呼ぶな！！妹…？今日であったのが2回目の奴が兄弟なんかだと思うか！！お前を兄だと思ったこと自体ない！！』

言葉に出して怒りを露わにしたことなど…

これで2回目だ

「でも兄弟だ」

『違う』

私は、ヤツを睨む

ヤツは、私を見つめる

それを数秒続けていると

「おいおい！今日で会うのが2回目ってどうゆうことだよ！！」

うるさいヤツだな

「僕とターニャは腹違いなんd『だから、兄弟でもなんでもないと言ってるだろ！！お前なんか赤の他人だ！！』」