ドS６人が鬱陶しい件について８

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る)次は僕の番ですね！


『どこ連れてってくれんの？』


る)ブラブラとして〜、良い所あったら入ってブラブラしましょう！


『ブラブラしかしねぇんだなww』



文字通りブラブラ歩いていると、ホール的な部分に出た

すると何やら綺麗な音色と歓声が聞こえてきた


ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ. .ｯ!!


『おぉ…ピアノかぁ…すげぇな〜』



男のピアニストかぁ…さらに凄い



る)ﾑ…僕の方が綺麗なの弾けますよ？_ｸﾞｲｯ


『ぉっ、ちょっ、えぇ！？』


る)ここ、使って良いですか？


ピアニスト)！…いいよ、君、上手いね？楽しみにしてるよ



るぅとの手を見て目を見開き そう言った



る)やっぱりプロの人は手だけで分かるんだね〜



自意識過剰発言。



る)じゃ、そこで聞いててくださいね


『はいはい』


る)…すぅ…_ﾎﾟｫﾝ. .ﾎﾟﾛﾛｫﾝ.. .


♪。〜〜・.:＊〜・〜゜♪:。〜〜・♫.:・〜〜.♪。.



ほぅ. ..ｯ



この場にいる全員が…今、るぅとに釘付けになっている


かく言う私もその中の１人だ



ｼﾞｬﾗﾗﾗﾗﾗ. ..ｼﾞｬﾗｧﾝ. ..


シーン. ..



る)…あ、あれ、A_『パチパチパチ』



...ｯ..ワアアァｧ.. .ｯ!!!ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!!


子供)ママ〜！あのお兄ちゃんかっこよかったね〜！


母)そうねぇ！


『いやぁ…凄かったよ』


る)あっ、ありがとうございます…！


『いやぁ…マジで、この手どうなってんだ？』


る)…僕のこの手は…Aの為の手だからさ？


『ん？』



そう言って私の手を取り、ポケットから何かを取り出した



『わっ…ブレスレット…？』


る)実はこれ…へへ、僕とおそろいなんだ



そう言って自分の手首を見せながらあざとく笑った


そして私の両手を掴んで自分の口元に持っていく



る)誕生日おめでとう、A


『…おう』


る)Aの全部が…好きです。Aが僕を嫌いになるまで、そばに……来年も、そばでお祝いさせてね


『ん…ありがとな』



ヒューヒューｯ！！



る)ﾊｯ!!_『ｯ!?』


人)おアツいね〜お２人さんっ！！


『〜〜っ!!!こらぁ！！バカヤロウ！！』


る)ごめんなさいいぃ！！ww



まぁ、可もなく不可もなく…


そんな感じでるぅととの時間は終わった



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