あのグループの紅一点... 4

コード・ブルー ページ15

( 大橋 )







救命士に連れてこられたのは、道路が赤く染まった
細い路地







周りを見渡しても、人がいないからもう他の人は
救助されたんだろう









なんで、この人だけ残されたんだ...









救｢この方です。｣









『翔北救命センターの大橋で、、』




拓｢未、羽、、、？ ずいぶん久しぶりだね…｣



冴｢大橋先生？大丈夫ですか！？｣





『大丈夫、藍沢先生に繋いでもらっていい？』



藍｢藍沢だ｣



『○○通りにて、赤タグ。 至急こっちに来て』





藍｢分かった、輸血あるだけ持ってく｣





『拓人、どこが痛む？』







拓｢全身痛いよ... 上から鉄筋降ってきたし｣






『そうだよね、胸触るよ』







拓｢ねぇ、未羽？｣






拓｢目つぶったら怒る？｣









『当たり前でしょ、気抜かないでよ』







藍｢どうだ？患者は ｣







『飯田拓人さん、20代男性、全身打撲かな』





藍｢他になにか異常は？｣






『今は見当たらない、鉄筋が降ってきてるからなにかあるはずなんだけど、分からない...』







拓｢ ね、、ぇ、 未 、 、 、羽 ？ 大、好きｯ だよ



俺、、の分ま、で生き、、て 。 ｣








『なに言ってんの！拓人はまだ生き ｢先生！ 血圧低下、頻脈になっています！｣





『うそ、、耕作、対光反射は？』




藍｢弱い、脳ヘルニアだ｣








『レスキュー、あと何分かかる？』





レ｢20分はかかるかと｣





『耕作どうする？』





藍｢間に合わない、ここでやる｣




冴｢先生！ショック状態です！｣





『何が起きてるの、、』






藍｢この人は脳ヘルニアと大動脈破裂による心タンポナーデが発症している｣





『輸血しよ』





冴｢はい｣





『ここでは心嚢穿刺して開胸手術ができない』





レ｢すいません、新たな赤タグ出ました！｣





藍｢この患者は助からない可能性が高い、まだあっちには俺らを呼んでいる患者がいる｣



冴｢心肺停止です！｣






『ここで心嚢穿刺をして、心マする。これでもし搬送できたら、すぐに手術をする。』









ーーーー


変なところで切れちゃいます、、

コード・ブルー→←コード・ブルー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す