第52話 ．サッカー馬鹿だから ページ9
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A「来ないなー 飛鷹…」
待つこと１時間。以前として飛鷹は現れない
まさか…！ 昨日の仕返しのつもりか！
それだったらぜってぇ許さない！
A「こっちから帰ってやる！」
立ち上がりズボンに付いた砂を払うと、私はズカズカと空き地から出た
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〜河川敷〜
だいぶ歩き慣れた道
まぁ、迷うこともなくなった
A「飛鷹め…会った瞬間、張り倒しだな」
「うぉぉおおおお!!!!」
「てりゃぁあああ!!!!」
A「何だ!? この近所迷惑な叫び声は??」
橋から下を見下ろすと…
飛鷹「やってやるぜ！おりゃぁあああ!!!」
円堂「っああああ!!!」
A「ははっ、サッカー馬鹿だな。こりゃ」
円堂には敵わない
たまに、スゴイ奴なんだなぁって思うことがあるよ
いつも私たちの先を越して先頭を走ってるのに、
時たま私たちの隣で走ってるんだ
A「キャプテンなんだなぁ…」
いつの間にかあいつらのサッカーに見入ってしまった
「Aか？」
ふと、隣から声をかけられる
白ひげを生やして黒いサングラスが特徴な
A「響木さんじゃないですか！」
響木「(ニッ)どうだ？飛鷹は」
A「まあ、やっとってところですね」
響木「はは、そうだな」
響木さんは、そう言うと円堂たちに目をやる
私もつられて見下ろした
A「円堂って、スゴイですよね
気がつけば先で引っ張ってくれて
気がつけば隣で支えてくれているんだから」
響木「それが円堂というサッカー馬鹿だ」
A「ちょっと羨ましいですよ、円堂が」
馬鹿みたいに真っ直ぐで
馬鹿正直に生きてて
馬鹿過ぎるほどサッカーが大好きで
A「あんな風に、私もなりたいなぁ…」
響木「ん？何か言ったか？」
A「いいや、何も(笑)」
河川に移していた目を響木さんに戻す
その時、響木さんの持っていたビニール袋が目に止まる
A「あれ？響木さん、その袋は…？」
響木「あぁ……これはな…」
言いにくそうに顔を歪める響木さん
『う……ぐ…っ…』
響木「くれぐれも、あいつらには…」
A「わかってます。言いません」
響木「すまないな」
袋を持つ手をグッと強める
響木「じゃあ、頑張れよ」
私の横を通り過ぎていく響木さん
円堂は河川敷で大の字に寝転がっていた
A「さ、帰るか」
帰り道の空
それは綺麗な夕焼け色だった
第53話 ．新しいシュート技とオフェンス技→←第51話 ．意味不明な祝福
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青(プロフ) - 美愛さん» えへへ＾＾続編でも、よろしくね☆ (2014年8月9日 14時) (
レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - 続編だ！ わーい(^ ^) (2014年8月9日 13時) (レス) id: d32e317eb5 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 続編できました☆ (2014年8月9日 1時) (レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - まゆたんぽんさん» はじめまして！本当ですか！？すごく嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2014年8月9日 1時) (レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたんぽん - 豪炎寺さん大好きです♪だからこの作品もお気に入りです♪毎日見させてもらっています。 (2014年8月8日 23時) (携帯から) (レス) id: ccfc5b0675 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2014年6月3日 18時
