豪炎寺SIDE ー言えるわけないんだー ページ28
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A「うわぁ…人があんなにちっさい」
ガラス越しがら見える遊園地や夜の稲妻町に釘付けになっているA
豪炎寺「綺麗か？」
A「うん、綺麗…」
豪炎寺「一番高いところはもっと綺麗にみえるさ」
A「ん…そだね」
そんな会話をしていると、ふと或る日のことを思い出した
『見て見て！人があーんなにちいさいよっ！』
『本当だ！父さんの病院も見える』
『ふふ、遊園地に来て良かったわね』
『あぁ。休暇が取れて良かった』
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『修也、サッカーはもう辞めなさい』
『…父さん』
『お前には医者になる為、ドイツに留学するんだ』
何で、変わったんだ…
父さんも、家族も、俺のサッカーも、
何で、俺はサッカーを…
Aに言えば、少しは変わるだろうか
右手をAの左手へと近づける
気づいたときには、俺はAの手を握っていた
A「なっ！////」
バッと目線を俺に向けて、目を見開く
Aの手は少し震えていた
豪炎寺「なぁA…聞いてくれるか？…」
A「あ…や…え、えっと…」
その時。また片隅にあったモノを思い出す
『サッカーやろう！』
『３点なんて余裕でしょ？』
『豪炎寺っ！！』
言えるわけないか…
Aがいたから、俺はサッカーを出来るよになったんだ
それなのに、俺はまた……
A「ご、豪炎寺…？」
豪炎寺「っ！！」
ハッとして、Aから手を放す。いつの間にか１周していたんだ
観覧車から降りた時には、もう少しで夕食の時間帯
豪炎寺「悪い…」
A「お、おう…」
お互い顔を見れなくって、気まずい雰囲気が流れる
A「か、帰る？」
豪炎寺「いや、俺は家に用があるから先に帰っていてくれ」
A「そ、そう…じゃあ秋たちに伝えておく」
豪炎寺「本当に悪いな…」
A「ん…じゃ、また後で」
豪炎寺「あぁ…」
Aと顔を合わせることなく俺は出口へ急いだ
.
〜マンション・豪炎寺宅〜
豪炎寺「…ただいま」
フク「お帰りなさいませ。修也さん」
豪炎寺「フクさん、これ洗濯物です」
フク「はい、洗って置きますね」
豪炎寺「いつもありがとう」
家政婦のフクさんが洗濯物を受け取る
夕香はもう寝たのか
ガチャ…
タイミングよく、父さんが帰ってきた
豪炎寺「父さん…」
仕事から帰宅した父さんは俺のジャージを見るなり、
勝也「またサッカーか…」
やっぱり、俺は…
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ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーイナキャラ
木野秋
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青(プロフ) - 美愛さん» えへへ＾＾続編でも、よろしくね☆ (2014年8月9日 14時) (
レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - 続編だ！ わーい(^ ^) (2014年8月9日 13時) (レス) id: d32e317eb5 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 続編できました☆ (2014年8月9日 1時) (レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - まゆたんぽんさん» はじめまして！本当ですか！？すごく嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2014年8月9日 1時) (レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたんぽん - 豪炎寺さん大好きです♪だからこの作品もお気に入りです♪毎日見させてもらっています。 (2014年8月8日 23時) (携帯から) (レス) id: ccfc5b0675 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2014年6月3日 18時
