第46話 ．必殺技の風 ページ2
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A「いっくよ！」
飛鷹「……ウス」
ちょっと不安そうな飛鷹を見ながら、私は蹴る体勢に入る
キョリはたぶん１０mぐらい
A「よっと！」
ボールは高く弧を描きながら飛鷹の元へ
あー、ちょっとデカかったかな？…
飛鷹「っおら！」
高く足を上げ、ボールを蹴り返そうとする
あれ？こんなこと、前にも…
あの時はその後に強い風が吹いて……
【ブォオオ！！】
A「っ！」
飛鷹「うわぁっ！」
響木「(ニヤ…」
まただ。この風は自然のものじゃないんだ
飛鷹が生み出している必殺技
まぐれなんかじゃない、飛鷹の実力
飛鷹の才能…！
飛鷹「また…この風」
A「これが、飛鷹の…」
響木さんの方を見れば、意味ありげに笑っていた
口元をあげて、白い歯が見えている
そうか…響木さんは飛鷹の才能を知ってて代表に…
なら！やることは一つ
A「飛鷹！」
飛鷹「え、なんだ？」
未だに戸惑っている飛鷹に私はこう言う
A「必殺技作るぞ！」
飛鷹「は？」
.
.
A「飛鷹！蹴り返そうとするな！大きな壁を作るように足を振るんだ！」
飛鷹「ウッス！」
必殺技の特訓をしてから２時間ほど。
さっきのような風は出来るけど、私のイメージする技とはほど遠い
A「うーん…やっぱり基礎を固めるべきか…」
響木「まぁ、今日始めたばかりなんだ。そう簡単にはいかないだろ」
A「それもそうですね」
確かに、ここまで上達しただけでもすごいか
響木「どうだ、ラーメンでも食ってくか？二人とも」
A「ラーメン！」
飛鷹「いいんですか？」
響木「早く店に行くぞ」
響木さん、太っ腹！
.
.
A「ふぅー、食べた食べた！」
やっぱ響木さんのラーメンだよねー
飛鷹「なぁ、水蓮」
A「ん？」
飛鷹「今日のことは、チームのみんなには黙ってくれないか？」
「なんで？」とは言えなかった
何となく、飛鷹の気持ちがわかるような気がしたから
A「オッケー」
もう空は薄い灰色に、星が輝いていた
珍しい私と飛鷹の組み合わせに少し違和感を抱きながらも宿舎へ帰った
その光景をあいつが見てることも知らず…
虎丸「え!? 飛鷹さんとAさん!??」
ややこしい勘違いの始まり
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーイナキャラ
木野秋
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青(プロフ) - 美愛さん» えへへ＾＾続編でも、よろしくね☆ (2014年8月9日 14時) (
レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
美愛(プロフ) - 続編だ！ わーい(^ ^) (2014年8月9日 13時) (レス) id: d32e317eb5 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 続編できました☆ (2014年8月9日 1時) (レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - まゆたんぽんさん» はじめまして！本当ですか！？すごく嬉しいです！ありがとうございます＾＾ (2014年8月9日 1時) (レス) id: 0c5c6eb1f0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆたんぽん - 豪炎寺さん大好きです♪だからこの作品もお気に入りです♪毎日見させてもらっています。 (2014年8月8日 23時) (携帯から) (レス) id: ccfc5b0675 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青 | 作成日時：2014年6月3日 18時
