【主将組】とある合同合宿所の主将会議2【ヤンデレ】 (ページ7)

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最終話ページ7

桃音「馬鹿な事言うな！！私は嬉しかったんだよ？あのまま来てくれなかったらどうなってたかって考えると怖いんだよ！？」

乃々香「なんで逃げようとしてたのかな。よく考えたら、こっちの方がいいじゃん。」

……何言ってるの？やめてよ。そんな事言わないでよ…！！

乃々香「だって、目の前に私達を愛してくれる人がいるんだよ？元の世界に戻れなくて、沢山考えてわからなくてイライラしてた自分が馬鹿みたい」

及川「そ。乃々香チャンの言ってる事は正しいんだよ？ほら、おいで？」

乃々香は私の手を振り払って、及川先輩の方に歩いていった。止めたかったのに、手をつかめなかった

黒尾「桃音、お前も来いよ」

桃音「黒尾先輩…！」

澤村「及川の言うとおり、乃々香の言ってる事は正しいぞ」

桃音「澤村、先輩…！」

乃々香が正しい？私が正しい？どっちが正しくて、どっちが間違い？私が、間違い？そうなの？私が違うの！？

澤村「大丈夫だから、な？おいで」

黒尾「乃々香もいるから怖くねぇだろ？」

乃々香「そう。私もいる。ね？お姉ちゃん」

乃々香は、私に手を伸ばしてきた。私はその手を……

とった。ゆっくりと……。

桃音「何も、怖くないね。乃々香の言う通り」

先輩達は、それぞれ私たちに手を差し出して言った。

黒尾/澤村「「桃音」」

及川/木兎「「乃々香」」

「「「「愛してる」」」」

桃音/乃々香「「私たちも、愛してます」」

もう二度と、戻れない。

私たちは、歩き出した。

彼らの所(闇の中)へ、進むために…。

Bad End__________。