14 ページ14
慧「うまぁ…」
雄也「やばい、うまい。」
宏太「ん〜!」
光「このソース、今度作りたいな」
大貴「これ、美味しい…」
やってきたのは洋食屋さん。
大ちゃんがオムライスが食べたいと言ったので、このお店にした。
口にした瞬間、ふわっと表情が崩れ、あまりにも美味しそうに食べるから、こっちまで幸せな気持ちになる。
慧「それ、一口ちょーだい!」
大貴「ん?いいよ」
ひょいと差し出されたオムライスをすくって、一口。
慧「んまぁ…」
大貴「おいしいよね」
慧「俺のも一口あげる」
ハンバーグを切ってお皿に乗せてあげると、すぐさまぱくり。またまた幸せそうに食べるなぁ。
今が満たされて行く。そんな今が壊れてしまうのはもうすぐとは知らずに。
・
軽く雑貨を見ることになり、ぶらぶらと街を歩く。
とある出張店が呼びかけをしていた。
「手作りのもの売ってます。ぜひ見ていってください。」
普段立ち寄ることがほとんどない雑貨のお店だった。
大貴「ねえ、ちょっと見てみない?」
光「お、何か気になるものあった?」
アクセサリーが中心に並べられている。
全体をさらっと見渡して、ピンときたそれを手にした大ちゃん。
大貴「これ、みんなで買おうよ。」
色違いのブレスレット。シンプルなデザインで、よく馴染みそう。
慧「おーいいね!じゃあ俺は青」
雄也「紫かなー」
光「あ、俺、黄色!」
宏太「んー、黄緑がいいかな」
買ってすぐ身につけてみる。
大貴「なんか、仲良しって感じだね!」
宏太「そうだな。まあでも、既に仲良いけどな!」
もうすぐ日も暮れて、解散になる。
大ちゃんが帰る時間が近づいている。
ひどく寂しくて、涙が出そうになった。
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カシスオレンジ(プロフ) - 空さん» 楽しみにしていただいていたのに、本当にごめんなさい。作者の都合によりお話の続きを書くことが難しくなってしまったため勝手ではありますが作品を削除することにしました。内容が思いついたらまた"忘却の彼方"のようなお話を書きたいと考えています。 (2021年10月27日 18時) (レス) id: 64f54fb5df (このIDを非表示/違反報告)
空 - カシスオレンジ様の小説【忘却の彼方】観覧不可能になっているのですが、もしかして削除してしまったのですか? いつも楽しみに拝見させていただいていたので、ちょっとだけ残念です…。 (2021年10月27日 14時) (レス) id: 1b6fb8d27d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カシスオレンジ | 作成日時:2021年10月19日 15時