13 ページ13
大貴「…もう、大丈夫。」
人混みを離れ、十分も立たないうちにそう言った。
慧「ほんとに？」
大貴「うん、ごめん」
あまり顔色に変化もない。
慧「何があったの？」
大貴「いや、…ちょっと視界が霞んだの。」
光「えっ、じゃあ今日はやめといたほうが」
大貴「ううん！本当にもう大丈夫だから。遊ぼうよ」
食い気味に否定した大ちゃんは"どうしても遊びたい"とでも言いたげな顔をしていた。
・
雄也「あはっ、やばいやばい！」
大貴「とりゃー！！」
宏太「光！こっちに回せ！」
光「えーっ！あ、おわー！」
慧「もらった！！大ちゃん！！」
2対2のバスケ。コート外でゲラゲラと笑い転げる�睫擇鮖覲Δ涼爾紡�えながら、必死にボールにくらいつく。
雄也「負けた方奢りだぞ〜」
宏太「スリーポイント決めたからって！！」
光「よそ見しないで！！」
大貴「いのちゃん、早く！！」
慧「えぇ〜、大ちゃん決めて！」
ぽすっ、
大ちゃんの投げたボールがきっちりとゴールに入った。
慧「やった〜！！！！」
大喜びでハイタッチを交わす俺たちに対して、落胆する2人。
光「くっそー！」
宏太「うわ〜ぁぁぁぁ」
コート内に座り込んで空を見上げて、声をあげている。
慧「大ちゃん、やったね！」
パッと大ちゃんの方を見て、…………って、
慧「…目。」
目が不自然に光って、
大貴「っ、やったね、いのちゃん！」
光って、ない。
大ちゃんはもう何事もなかったように立ち上がった。
気の所為、だよな。
現実的にありえないし。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カシスオレンジ(プロフ) - 空さん» 楽しみにしていただいていたのに、本当にごめんなさい。作者の都合によりお話の続きを書くことが難しくなってしまったため勝手ではありますが作品を削除することにしました。内容が思いついたらまた"忘却の彼方"のようなお話を書きたいと考えています。 (2021年10月27日 18時) (
レス) id: 64f54fb5df (このIDを非表示/違反報告)
空 - カシスオレンジ様の小説【忘却の彼方】観覧不可能になっているのですが、もしかして削除してしまったのですか？ いつも楽しみに拝見させていただいていたので、ちょっとだけ残念です…。 (2021年10月27日 14時) (レス) id: 1b6fb8d27d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カシスオレンジ | 作成日時：2021年10月19日 15時
