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慧side



大学生になってから一人暮らしを始めた。


 

少々暗い性格だってことは自覚していたから、高校同様ぼっち生活を貫くことになるかと思えば、何人か友達もできた。


ひょんなことからつるむようになって、そのまま気づけばグループまで形成されていた。



なんだかんだ1人のほうがラクだとか思ってたはずなのに、友達と話すことを楽しみにしてる自分がいるのがすごく不思議だ。



 
 

「お、伊野尾ー」


今日だって、講義が被っていた友達と一緒に教室に向かってる。

「薮おはよぉ」

彼は薮宏太。大学で1番最初に友達になった。

何かと気にかけてくれて自然と距離も縮まっていた。

話す内容があまり思いつかない俺に対して、薮はぽんぽんと話し出して話題が尽きそうにない。

 
 


宏太「でさ、そこでゴール決められちゃってさ…昨日の夜は本気で落ち込んだ笑」

慧「うわー想像できるのがなんかやだー笑」

宏太「なんで嫌なんだよ!俺もうそれで寝不足だわ」


 

ふわぁ、と軽いあくびをする薮につられて大きなあくびが出た。

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カシスオレンジ(プロフ) - 空さん» 楽しみにしていただいていたのに、本当にごめんなさい。作者の都合によりお話の続きを書くことが難しくなってしまったため勝手ではありますが作品を削除することにしました。内容が思いついたらまた"忘却の彼方"のようなお話を書きたいと考えています。 (2021年10月27日 18時) (レス) id: 64f54fb5df (このIDを非表示/違反報告)
- カシスオレンジ様の小説【忘却の彼方】観覧不可能になっているのですが、もしかして削除してしまったのですか? いつも楽しみに拝見させていただいていたので、ちょっとだけ残念です…。 (2021年10月27日 14時) (レス) id: 1b6fb8d27d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カシスオレンジ | 作成日時:2021年10月19日 15時

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