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第六話 ページ8

「目が覚めたのか!良かったな!」

「え、あ、どうも…?」


青年は歯を見せてにかっと笑うとそのまま近づいてくる。

その後に、やたら胸のでかい明るい髪色をした女の人も見えた。

やっべ、なんというきょにゅう。

そんなことを考えていると至近距離に青年の顔が迫っていた。


「お前、名前はなんて言うんだ?」

「あ、私はかんざ…神無月と言います」


あまりの近さに若干引きつつも、真名を名乗るのは極力避けたいので審神者名の方を言うことにした。

っと、それどころではない。


「すいません、ここは一体どこでしょうか?本丸でも政府の本部内にも見えないのですが…」


私の目が正しければ扉の向こうに一瞬青い空が見えたような気がしたが、本当にここはどこだ。

私の問いかけに対して急に部屋の空気がぴりっと鋭くなったような気がした。

部屋の外にもこちらを伺うような人の気配が数人感じられる。


「ここは、俺達の船だ」


いつの間にか扉の淵に背を預けるようにして立っていた緑髪の青年が、腕を組みこちらを見ながら答えてくれた。


「…船?」


さっきからゆらゆらと揺れているような気がしたのはそのせいか。

さっきまで私は本丸の中にいたはずなのに何故船に乗っているんだろう


「あの、」

「審神者様っ!!」


突然自分の事を呼ぶ声が扉の方から聞こえ、腹部に強い衝撃を感じた。

そのまま勢いに負けて再びベッドに腰掛ける形になりながら、腹部に目を向けるとそこにはこんのすけの姿があった。


「こんのすけ?」

「審神者!よくぞっ…よくぞご無事で…!!こんのすけは心配で心配で心臓が止まるのではないかと…っ!!」


大粒の涙をぼろぼろと流しながら私の腹に顔を埋めて縋るような声を出すこんのすけ、その頭を優しく撫でてやる。


「心配してくれてありがとう」


こんのすけは涙を拭いながら「本当に良かった」と繰り返す。

うちのこんのすけは何故こんなに可愛いのか。これはまた動物好き刀剣男士達と語り合わなければ…


「ねぇ、せっかくの再会の所悪いんだけど」

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雪羅(プロフ) - すみせん、二回投稿してしまいました…… (2019年3月20日 6時) (レス) id: 227c03626a (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - またまたコメントさせてください。ほんっとうに面白いです!エース見てると、後々あんなことに……と泣きたくなります。鶴丸以外の刀剣に早く会えたらいいですね。これからも頑張ってください! (2019年3月20日 6時) (レス) id: 227c03626a (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - またまたコメントさせてください。ほんっとうに面白いです!エース見てると、後々あんなことに……と泣きたくなります。鶴丸以外の刀剣に早く会えたらいいですね。これからも頑張ってください! (2019年3月20日 6時) (レス) id: 227c03626a (このIDを非表示/違反報告)
珠愛(プロフ) - 雪羅さん» お返事が遅れてしまって申し訳ございません!コメントと応援ありがとうございます!なかなか更新できずお待たせしてばかりですが、精一杯頑張りますのでこれからもどうかよろしくお願いします! (2018年11月9日 13時) (レス) id: 600712081e (このIDを非表示/違反報告)
珠愛(プロフ) - ミリアさん» リクエストについてなのですが…申し訳ございませんが受け付けておりませんのでご了承ください。 (2018年10月6日 9時) (レス) id: 600712081e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠愛 | 作者ホームページ:ニャンニャンニャン♪♪♪  
作成日時:2017年7月25日 17時

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