【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ7)

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Aside

HRまでまだ15分ある
さっきまで担任と話していたが朝礼があるとかで戻っていってしまった

やることもなくぼーっと外を眺める
ここは2階なので綺麗に咲いた桜や登校してくる生徒がよく見える

(そういやこないだ倒れてた人大丈夫やったんやろか…？)

眺めているとふと思い出す

そんなことを考えていると後ろの扉が開く

ni「待たせたな、もう5分前やしそろそろ移動しようか。」
『分かりました。』

返事をすると荷物を持ちここをあとにした

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この学校の校舎はなかなかに広く、雑談しながらゆっくりと進んでいたせいもあってか教室前に着いた時には既に予鈴は鳴り終わっていて生徒はみんな教室で席に着いていた

ni「じゃあ春休みに教えた通りな？」

私がこくりと頷くと担任は教室へ入っていった

しばらくすると教室内からは転校生がいるという話題に変わり少しざわざわとしているのが聞こえてくる
廊下から話を聞いていると扉が開いた

ni「いいぞ、入れ。」

私が入るとより一層ざわつく

ni「おい、静かにしろー。」

すると話し声は小さくなり静かになる

ni「じゃあ教卓前いって自己紹介して。」

素直に前へ立ち自己紹介を始める

『今日から我々高校に通うことになりました、Aです。よろしくお願いします。』

そして軽く礼をする

自己紹介を終えるとクラスの人達は拍手をする

ni「ん、ありがとう。席は窓際の1番後ろな。」

私は指定された席についた