【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ49)

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Aside

──5月
綺麗だった桜の木には緑の葉が生い茂る

放課後、先日のことを謝ろうととある場所へ向かう

『こんにちは。』
em「Aさん…！こんにちは。」

来たのはエーミールさんのいる図書館

『今日は図書館の整理のために閉館っていうのは知ってたんですけど、先日のこと謝っておきたくて…。少しだけお時間いいですか？』
em「ええ、もちろんです。とりあえずそちらに腰掛けてください。」
『ありがとうございます。』

近くにあった椅子に座る

em「体力テストの日のことですね？」
『そうです。あのときは強く当たり、挙句の果てに何も言わず出ていってしまいすみません。』
em「気にしないでください。元はと言えばこちらが原因ですので。むしろAさんは大丈夫だったんですか？」
『大丈夫でs… kn「おい、お前何しとんねん。」…コネシマさん。』

閉館の札をかけた扉が開いたらと思ったらそこから入ってきたのはコネシマさんとグルッペンさんだった

kn「なんで閉館やのにお前がおんねん。」
em「私がいいと言ったんです。」
kn「意味わからんわ。はよ出てけや。」
gr「おい、コネシマ。言い方というものがあるだろう。」
『邪魔してしまってすみません。エーミールさん、お時間とって頂いてありがとうございました。』

2人の横を通り過ぎ扉のほうへ向かう

kn「おい、お前。生徒会役員狙おうとか思うなよ。男好きなら他のとこ行けy… 『何も知らないのに知ってるような口きかないで！』…はぁ？」

そのまま扉のほうへ走り図書館から飛び出した
(あれ…なんで泣いてんだろ…。)