【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ40)

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Aside

一通り話し終えた

今話した過去の話は、私の本当の過去

zm「話してくれてありがと。思い出すの辛かったやろ。」
『気にせんといて。』
zm「話は分かった。もう1個教えてくれ。

……離れたいってのも本心か？」

(本心…？)

zm「Aは離れた方がいいって言うけどそれは俺の事も考えての答えやろ。過去もあるから離れたいって気持ちもあるかもしれんけどほんまにもう関わりたくないか？心の底からAがそれを望むならそうする。」

『私…は……』

頭の中がぐちゃぐちゃになりそうになる

傷つきたくないのはほんとだ
けれどそれ以上に友達でいたいという気持ちが強く心に残る

(そっか…私、寂しいんだ。)

『私はもうあの時みたいに傷つきたくない…けど、1人は…寂しい。』
zm「うん。じゃあ離れんでええやん。俺はAのこと、裏切ったりせんから。」

堪えていた涙が溢れる

zm「マスク濡れてんでw」

彼はそっとマスクを外して落ち着くまで優しく撫でてくれていた

.
.

zm「落ち着いたか？」
『うん…。ありがとう。』
zm「ん。やっぱマスクない方がええで。」
『そっかwでも外すのはまだちょっと怖いかな。』

ふと時間が気になり時計に目をやる

『え…ねぇゾム？』
zm「ん？どしたん？」
『体力テスト終了まであと1時間もないけどゾム、いつからここにいた？』
zm「生徒会室から出たA追いかけて、しばらく様子見てたら寝てたから保健室連れてきて…そっからずっとここおったで。」
『体力テストは…？』
zm「サボったけど？」
『まじか…ほんとごめん…。』
zm「明日やるから別にええで。Aも明日一緒にやろうや。な？」
『明日は1年生でしょ？』
zm「放課後に、休んでた奴らのために測定出来るようにしてくれんねん。」
『知らんかった…。』
zm「とりあえず今日はサボろ。ってか飯食おうや。昼休み終わったけどまあええやろ。」

ペ神と呼ばれる保健室の先生に許可をもらい保健室で色んな話をしながら食べた