【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ31)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:588,112 hit

30 ページ31

Aside

zm「…で、どうすんの？」
『どうしようもないからサボろうと思って。』
zm「ふーん…。なぁ、さっき配られたプリント見た？」
『見たよ。諸注意と場所とできない時間でしょ？』
zm「おん、そのできない時間何するか知ってる？」
『…？知らんけど…。』
zm「最初は50m走やったよな。よしそろそろ時間なるし行くで。」
『え、どこに？』
zm「50m走やるとこやけど？」
『もうすぐできない時間なるよ？』
zm「やから行くんやで？」
『へっ…？』

混乱していると彼は私を担ぎ走り出した

『いやいや！待って！降ろしてぇ！！』

彼はケラケラと笑いながら走っていく

.
.
.

会場はそう遠くなく割とすぐ着いた

担がれてしばらく下を向いていたせいで気が付かなかった

rbr「は、え!?ゾムぅ!?」
em「Aさん!?大丈夫ですか!?」
os「あれ？Aちゃんめぅ〜♪」

(うわっ…なにこれ、大集合じゃん…)

顔を上げると2年生の生徒会役員がみな、突然現れた私を見て驚いている

『え、どういう状況…？』
zm「体力テストすんのやろ？」
『はい？いや、ゾム、こんなの聞いてないんだが。』
zm「言ってへんからな。」

は？と思いつつ流石にマズいと感じ逃げようとする

『あの、お邪魔してすいません。すぐ去るので見逃しt… gr「ゾムの幼馴染かなんかなのか？」…。』

(最後まで話聞けよ…。)

『いえ、違います彼とはクラスが同じなだけです。』

私は彼に迷惑をかけないよう言葉を選んだ…

つもりだった

zm「…どうせなら友達って言ってや…。」

彼がそんな悲しい顔をすると思っていなかった