【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ23)

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zmside

なんか今日はAの様子がおかしい…

いつもより周り気にしてる気がする
っていってもまだ3日目やけど

話すこともなくてただぼーっと授業を聞いてたら4時間目終了のチャイムが鳴る

(購買行かな。)

昼ご飯を確保するため、人が増える前に急いで買いに行った

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人が増える前になんとか買って教室に戻ってきた

(今日Aと話してへんな…。)

話しながら飯でも食おうと思って戻ってきたが席にはいない

(あっ…マスクしてるからどっか行ってまうんか。)

俺は買ったパンを持って探しに行った

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(全然見つからん…どこ行ったんや…？)

思いつくベンチあるようなとこは他のやつが座ってた
屋上にいるはずはない

(…あっ、もしかしてあっこか？)

校舎からは見えないベンチが1つある
この学校来てから使ってる人を見た事がなかったから思い出せなかった

人目に付きにくい所を走る

zm「やーっと見っけたわw」

慌ててマスクを戻したのかマスクに手を当て驚いているAがいた

一緒に食おうと誘うと秘密を条件に承諾してくれた

マスクを外した顔を見ると目が合う
すぐに目線を逸らすとお弁当の中に美味しそうな卵焼きを見つけた

『…食べたいの？』
zm「その卵焼き美味そう…。」
『1つ食べる？』

俺が頷くとなにやら考え事をしだした

『箸ないよね？私の箸使う？』

そういえば箸を持っていないと思い出した
だが本能には抗えない

お腹の空いている俺は口を開けた
口の中に卵焼きが入れられ自然と笑みが零れる

(この卵焼きうまっ！)